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巻頭言
21世紀への環境づくり、家づくり
21世紀への環境づくり、家づくり
創刊2周年記念号で、新たな飛躍をめざす3年目を迎えることができました。
波乱万丈のような2年間でしたが、発行を続ける毎に寄せられる数知れぬ情報とご支援、広がるご声援に励まされ、土台を築くことができました。
この創刊2周年記念号の冒頭に、まずみなさんのご支援、ご声援に感謝申し上げます。
有難うございました。
振り返ってみるにつけ、この時代の変化を感ぜずにはおれません。
社会も経済も政治もすべてが21世紀へ向けて大きく変わりつつあることがありありと見えてきます。
20世紀が、その発展の裏で拡大してきた負の部分ともいうべき腐敗や矛盾が、取り繕い切れずに次々と綻び出しています。
20世紀を象徴する資本主義と共産主義という近代の試みは、対立図を描く装いをしながら対立物の統一での運命共同体の関係を持ってきました。
そして、その一方の崩壊は、近代の試みそのものが、宇宙と自然の法則に従うものではなく、地球の自然と環境を破壊しながら、富者と貧者、強者と弱者、勝者と敗者をつくり、圧倒的な人々に苦しみをもたらしてきたことの結果と言うべきものです。
一方の側だけが失敗したのではなく、近代の試みそのものが失敗したのであり、近代自身が歴史の進展の下で否定されたことを意味しています。
その事実を覆い隠し、矛盾による破綻を先送りしようと必死になっているために、混沌とした状況が続いているのが今の姿と言えるようです。
アメリカの株価やドルの価値にしても、日本の政局にしても、ロシアの国情にしても、ヨーロッパの混乱にしても、すべてが必死に綻びを先送りしようとする姿です。
その中で、自然界は事態の先送りを容認することなく、20世紀の下で傷めつけられ、崩されたバランスへの怒りを世界的な気象異変で表現しながら、人類への警告を発し続けています。
いま私たちが注目すべきは、こうした中でこれまでの常識や枠組みにしばられることなく、時代を切り拓こうとする多くの人たちが動き始めていることです。
それは、真剣に21世紀をつくるための動き、世のため人のためというこころ、見えなかったものや隠されていたものの中にある真を学び、力を生かそうとする挑戦等などに見ることができます。
あの世の体験、無限エネルギーの究明、古代生活の真実、宇宙の真相の研究などをはじめとする、一見信じられない超現実と思われるようなビックリ現象。
蘇生(還元)力を持っていて、安心と幸せを広げる本物の商品や技術。
素直に目を向ければ得ることのできるこれらの情報やモノの中にこそ未来へのヒントや道しるべがあることがわかり、それらが日増しに広がっているのも時代の転換期を示していると言えるでしょう。
しかも、これらの多くが日本で生まれ、広がっているというところにこそ大きな意味があるようです。
本誌の第12号では、21世紀を担う日本のことを書きましたが、いよいよ日本の再発見、再評価をすべき時です。
こういう流れの真只中で2年間「木のこころ」を発刊し続け、急速な木と日本の木の家への期待と関心の広がり、木の家づくりの広がりを実感しています。
間違いなく21世紀の家づくりの本流は木の家であることに確信を持って3年目に入るのですが、本号では、見えない力を生かした環境づくりを柱に据えた特集を組みました。
地球環境を自然の本来の姿に取り戻す努力を強めつつ、大自然が持っている力を住まいに生かすことが、地球全体の回復にもつながることになると思っています。
また、2周年記念企画で、日本の林業再生の根幹をなすものとして、日本のスギを活かすための特集を掲載しました。
日本のこころと文化を大切にし、日本の林業を活性化しつつ、本物の木の家づくりを21世紀に向けて花咲かせたいとの願いを込めて第13号をお届けします。
中川木材産業が作ったホームページでwoodサーバーの相互リンクシステムのために用意している20のホームページの紹介サイト兼リンク集です。テキスト形式のものと画像付一覧形式の2パターンあり、このリンクはテキスト形式の方につながっています。用意されているホームページは、グーグルランク3,4,5の強いホームページで手作業で作成、登録はひとつのサイトにリンクするとふたつのサイトからリンクし、最大10のリンクで20の被リンクを獲得できます。現在はこのシステムを利用する際に費用はとっていないそうです。IPアドレス、グーグルPageRank、開設年、ディレクトリ登録などの詳細も掲載されています。 このwebへのリンクは
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