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広葉樹と内装の世界
広葉樹、その妙なる調べ
針葉樹との違いに見る広葉樹の世界
木材と言えばスギ・ヒノキやマツ、ヒバ、サワラ、
マキなどの針葉樹が思い浮かべられます。
それほど
ポピュラーで、需要量も絶対的に多く、針葉樹によ
る日本の木の住まいは、一面では日本の文化と言わ
れるほど、2000年近くにわたって馴染まれてきたこ
とが作用しています。
それに、戦後の日本の林業政策は、戦後復興のた
めに、成長が早く、構造材に適しているということ
でスギ・ヒノキ・マツの針葉樹の人工林に代えられ、
里山の雑木林や、広葉樹林、混合林が人工林化した
ことから、余計に針葉樹の印象に強いものがありま
す。
絶対量では、今後も針葉樹が主流となるにしても、
木の個性が求められてくることと、内装への木材使
用の増加、特に洋間における木材での内装の広がり
の中で、広葉樹への評価が高まるものと見られてい
ます。
そこで、広葉樹の世界を見て回ることにします。
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