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木材が育てる健康
木材の特性テン・ベスト
木は生涯に二度大仕事をする
木という素材は、その生涯に二度大きな仕事をしてまた自然に還って行く。
一度目は山で立っている時で、二度目は切られて人間に役立っている時であ
る。
立木の最大の仕事は大きく分けて四つある。それは、第一に、地球温暖化の
最大の要因である炭酸ガス(二酸化炭素CO2)を吸収し、地球の生物を育む
酸素を排出することにある。光合成*と呼ばれる(以前は、炭酸同化作用と
言われた)この作用は樹齢五十年から六十年でピークを迎え、百年を超える
と殆んどなくなるが、閉じ込めた炭酸ガスは、木材として存在している間は
持ち続け、生涯を終えて自然に還る時は大気中に放出する。
第二は、土壌を育てることにある。特に常緑広葉樹(照葉樹)は良質の水を
育み、落葉広葉樹は葉を枯らして落とす。この葉が有機物を豊富に含む土を
育て、水を豊かにするだけでなく、風に飛ばされたり、水に流されたりして
平野の土を豊かにし、実りをもたらしてくれる。(コンクリートの川は、海
に直行させるので、平野の土は豊かにならず、地力を低下させる。落葉の少
ない針葉樹の森では土も育たない。)
第三に、水源涵養という保水能力を持っており、降った雨を貯え、浄化して
少しづつ放出する力を持っている。ハゲ山や人工林の山は鉄砲水を流すが、
雑木(広葉樹)の森林ほどこの保水能力が高く、水の浄化力がすぐれている。
第四は、森林は地球の生態系を養っていることにある。多種多様な木が花を
咲かせ、実を結び、微生物から小動物を養い、それをまた人間や動物が食べ
て生命の循環をしてくれる宝庫で、緑と四季の変化を映し、人間の感性さえ
も育ててくれる役割を果たしている。
この外、樹木は、自らを外敵から守るためにフィトンチッドという芳香物質
を出しており、人体にも効用をもたらしてくれるし、森林の中は、自然のゆ
らぎとマイナスイオンに満ちて、森林浴等と言われるようにリフレッシュの
最良の場ともなっている。
このように、立っている木は、最適な環境づくりと健康増進の源の仕事をし
ているのである。
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中川木材産業のウッドデッキの施工例のアルバムです。文字通りアルバムですので、個人邸のウッドデッキやカーポートデッキ、ウォールフェンスや学校の憩いの場などの施工例写真がたくさんあります。気になる写真があれば、ワンクリックで詳細の写真が表示され、さらにワンクリックすると拡大されます。ちょっと私の家も施工してもらえないかしらと思ったそこのあなた。ウッドデッキと四季の樹木のリンクが繋がっているので、そちらのほうもチェックしてみてください。施工エリアは関西一円の地域です。ただ眺めているだけでも楽しめるホームページです。このホームページは
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