名古屋駅から養老駅まではJR東海道本線快速を利用し、大垣で乗り換え、養老鉄道養老線を利用し1時間23分、片道運賃1140円、また大阪からですと、新大阪駅からJR新幹線ひかりで米原で乗り換え、JR東海道本線を利用、大垣で乗り換え、養老鉄道養老線を利用し2時間18分、片道運賃5840円の道程です。
養老線は、三重県の桑名駅から岐阜県の揖斐駅までを結ぶローカル線です。養老駅は、大正8年に改築された2代目の和洋が入り混ざった木造駅舎です。養老駅は漆喰の壁の木造平屋建てで、入母屋造り、瓦ぶきの二層屋根には「ドーマー」と呼ばれる洋風の飾り小窓がついています。鬼瓦には当時の社紋が彫られ、通学・通勤・行楽用客を迎えてくれます。養老駅南の小折地区に、かつて小牧代官の出張所があり、布袋には市がたって栄えておりました。明治時代になると、現岩倉市~犬山市を管轄した、丹羽郡の役所が設置されるなどし、当時の政治経済の中心地となりました。 平成12年には「中部の駅百選」に選出されました。構内には数多くの名産のひょうたんが飾られています。運行は上り下りとも1時間に1~2本ほど。養老線は長年、近畿日本鉄道の経営でしたが、平成19年からは養老鉄道が運営しています。