新大阪から八幡浜駅までは、JR新幹線のぞみを利用し、岡山でJR特急しおかぜに乗り換え、さらに松山でJR特急宇和に乗り換え、5時間33分、片道運賃12210円の道程です。松山駅から46分、3100円です。
四国で最西端にある駅です。特急「しおかぜ」・「いしづち」・「宇和海」停車駅となっています。また松山~宇和島間では最大といって良い途中駅で、全ての列車が停車します。八幡浜駅舎は、コンコースの天井を高くして正面に大きな明かり取り窓を設けた明るい作りのデザインです。昭和14年の建築され、現在まで改築さながらも開業当時の面影を残しています。白ペンキ塗りの古風な造りの跨線橋も趣があります。駅から徒歩20分のところに八幡浜港があり、九州方面へのフェリーの乗換駅となっているほか、駅前からは佐田岬方面や南予各地区へのバス路線も発着しています。九州方面へはフェリーの発着所があります。大分県別府へは1日6便、大分県臼杵には1日14便、24時間就航しています。また、佐田岬半島方
面のバスの乗換駅でもあります。かつてはここから大都市向けに、みかん輸送専用の貨物列車が運転されていました。駅名標には「みかんの香る四国最西端の駅」とあり、周辺にはみかん農園が多く、みかんの香りを楽しんでもらおうと、地元の方々が駅周辺にみかんの木を植えています。