木造の鉄道駅
- 地区
- 九州
- 都道府県
- 熊本県
- 鉄道会社
- 九州旅客鉄道(JR九州 )
- 鉄道線
- 肥薩線
- 駅名
- 矢岳駅
- ふりがな
- やたけ
- 番号
- -
- 所在地
- 熊本県人吉市矢岳町
- 開業
- 1909年(明治42年)11月21日
- 付近駅
- 大畑 (9.5km)(7.3km) 真幸
- 起点から
- 八代起点から71.7km
- ホーム
- 1面1線
駅付近の地図だが大畑駅への道はない
南から駅舎を見る
昔そのままの切符売り場
正面入り口
北から駅舎を見る
柱は修復された跡がある。
正面入り口
広い構内、天井、電灯も趣がある
ホームから北を見る
南を見る
北を見る
ホームの屋根も木造
ホームと駅舎は一体になっている
ホームの据え付けベンチ
待ち合い室
近くに展示館がある、この中にSLが...
堂々とした重圧感
今にも動きそうな動輪
左運転席と計器
右運転席
正面の計器
木造駅舎内容
新大阪駅から矢岳駅まではJR新幹線さくらを利用し、新八代で乗り換え、JR特急九州横断特急を利用し、
さらに人吉でJR肥薩線に乗り換え、7時間21分、片道運賃20290円の道程です。熊本からだと3時間39分3470円の運賃です。
矢岳駅は、熊本県の南端、民家が数軒の山間の集落にあります。「動く展望台」といわれる険しい区間の肥薩線の中でも、最も標高が高い所にある駅で、標高約537メートルに位置します。開業当時に建てられた駅舎が今 も使われています。明治時代の典型的な平屋建ての駅舎で、待合室には駅ノートが設置されています。
かつては列車同士の行き違いも可能であったが、昭和61年にホーム1面に線路1線のみの無人駅となりました。現在は他の肥薩線駅と共に観光路線の駅として全国から多くの観光客が訪れています。観光列車「いさぶろう号」と「しんぺい号」がこの駅に5分ほど停車します。
駅構内の歩いて1分程度のところに蒸気機関車の展示館があり、ここにはD51型170号機が展示されています。この170号機は肥薩線の「SLさようなら運転」を行った機関車です。また、並べて展示されていた58654(8620形)は、1988年に現役復帰しました。
駅正面に小さな集落と田畑がある。鉄道開通までは陸の孤島であったというが開通と同時に集落が形成され、既に大正時代半ばには駅弁販売も行われていた。しかし
川内廻りの海線の開通とともに肥薩線利用者も激減し現在は当集落も過疎化が進み、付近の矢岳小学校は休校となっている。付近には林道があるが、レンタカーなどでの通行は危険、大畑駅などは直線距離では6キロほどだが、ナビが案内する遠回りの県道を利用し時間(45分ほど)はかかりますが、迂回した方が無難です。
日本三大車窓の一つ、矢岳峠はこの付近。晴れた日には遠く桜島も見えます。、霧島連山の雄大な風景を望むことができます。ここで列車は、旅行客へのサービスとして一時停車をします。
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