木造の鉄道駅
- 地区
- 東北
- 都道府県
- 宮城県
- 鉄道会社
- 東日本旅客鉄道(JR東日本 )
- 鉄道線
- 気仙沼線・大船渡線
- 駅名
- 気仙沼駅
- ふりがな
- けせんぬま
- 番号
- -
- 所在地
- 宮城県気仙沼市古町一丁目
- 開業
- 1929年(昭和4年)7月21日
- 付近駅
- 新月 (6.7km)(2.2km) 鹿折唐桑
- 起点から
- 一ノ関起点から62.0km
- ホーム
- 2面3線
- 乗車人員
-
308人
木造駅舎内容
仙台駅から気仙沼駅まではJR新幹線やまびこを利用して、一ノ関駅でJR大船渡線に乗り換えて約3時間11分、片道運賃5240円の道程です。また気仙沼駅は「港町ブルース」に歌われた全国14の港の一つで、気仙沼漁港まで2キロ未満の距離に位置する駅です。宮城県の北東の端にあり、単線・非電化の2路線、大船渡線と気仙沼線が接続しています。宮城県から複数の路線を乗り継いで太平洋の海岸線を北上し、青森県までをつなぐ三陸縦貫線(さんりくじゅうかんせん)といわれる鉄道の一翼を担っています。開業から使われている比較的大きな木造平屋。正面入り口の上に切り妻を開き、明かり採りの窓を置いた寄せ棟屋根の木造駅舎です。 屋根にはカジキマグロと漁師の絵が描かれている。一般的に、駅周辺は主要駅とは市街地や街の中心部に位置し、その駅における特定方向の出口(南口や西口、東口、北口など)を起点として「駅前」が成立し、都市が発展したり市街地が築かれたりする場合が多いのですが、気仙沼駅の場合、主要駅であるが気仙沼市という駅の所在する市町村の町外れに位置し、街の中心駅としての機能を南気仙沼駅に譲っています。
「潮の香りがする素朴な駅」として、東北の駅百選に選定されました。また、毎年、受験シーズンにはきっぷを購入した受験生に合格祈願の御守りとして、勾配などで車輪(動輪)のスベリ留めに利用する砂で、実際に使用されているものが配られています。気仙沼漁港は近海から遠洋まで多様な海産物が水揚げされる日本有数の港となっています。平成21年、駅開業80周年の記念イベントでは、炭火焼きのサンマが300尾も振る舞われ、その豊かな海の恵みと人々の優しい心遣いは気仙沼の魅力の一つといえるでしょう。平成19年に復活した地元の海の幸を中心にした駅弁も、80周年を記念した様々なデザインの包装紙で登場し、多くの観光客に喜ばれています。
その他情報
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