大阪・難波駅から学文路駅までは、南海電鉄高野線利用し、1時間21分、片道運賃77円の道程です。普通、急行とも可能です。全国においても難読駅名の1つに挙げられている学文路駅は、「学問(文)の路に通じる」という語呂合わせから、受験生に人気が高い駅の一つです。受験シーズンには合格祈願を込めて「ご(5)入学」にちなんだ5枚入りの入場券が限定販売され、全国の受験生やその家族から注文が殺到します。 5枚入りで販売される理由は「ご(5)枚入り 入場券 学文路駅」、それぞれ最初の文字を取ると「ご入学」になることから来ている。この入場券は、駅近くにある学問の神様・菅原道真公を祀った学文路天満宮で祈とうされたお墨付きで、だるま型やお守り型など、毎年デザインが変わっていきます。高野線は学文路付近から急こう配と急曲線が続く山岳路線です。線路には列車が急こう配を上る際に車輪が滑らないように、砂がまかれています。入場券はこの「すべらない砂」の引換券がセットになっていて、新たな縁起物として人気も上々です。駅舎は国道370号線から階段を登った先にあり、難波方面行ホーム側に建てられている。反対側の高野山 方面行ホームへは構内踏切で連絡している。かつては下りホーム裏手に側線が残されていましたが、現在は撤去されました。写真撮影の後学文路駅から橋本駅まで利用した列車が「天空」でしたのでその写真も掲載しました。