木造の鉄道駅
- 地区
- 北海道
- 都道府県
- 北海道
- 鉄道会社
- 北海道旅客鉄道(JR北海道)
- 鉄道線
- 宗谷本線
- 駅名
- 抜海駅
- ふりがな
- ばっかい
- 番号
-
W78
- 所在地
- 北海道稚内市抜海村字クトネベツ
- 開業
- 1924年(大正13日)6月25日
- 付近駅
- W77 勇知 (8.3km)(11.7km) 南稚内 W79
- 起点から
- 旭川起点から245.0km
- ホーム
- 2面2線
- 乗車人員
-
無人駅
木造駅舎内容
札幌から抜海駅まで鉄道だけの旅をすると、札幌からJR特急スーパー宗谷を利用し豊富で、JR宗谷本線に乗り換えて、6時間40分、片道運賃9760円の道程です。またこの抜海駅は、旭川駅から北上し、稚内駅に至る宗谷本線の無人駅の一つです。駅名の由来はアイヌ語の「パッカイ・ペ(子を背負うもの)」より。抜海市街はずれにある抜海岩が、子を背負う母親のように見える重ね岩である
ことから。
サロベツ原野のさらに北、礼文(れいぶん)島とほぼ同じ緯度、北緯45度にあります。稚内駅のふたつ手前にある、日本最北端の木造駅舎です。
宗谷本線は、樺太への連絡鉄道として明治31年に建設が始まりました。
抜海駅は大正13年、のちに宗谷本線となる天塩北線(てしおほくせん)の駅として開業しました。
昭和15年に建てられた、鉄板ぶき切り妻屋根の木造駅舎です。
年間平均気温が7度ほどであり、冬は厳しい地吹雪にさらされる土地にあるため、何度も改修されている事を外壁に見る事ができます。
昭和61年に駅員の配置がなくなり、無人駅となりました。
また、映画「南極物語」やドラマ「少女に何が起ったか」の撮影に使われ、有人時代には小泉今日子らの写真が飾ってあります。
駅前には1~2軒の民家がある他は牧草地が広がっていて、店舗等はありません。
道道106号までは一直線の道路が伸びており、抜海原生花園を挟んで日本海を望むことができます。
抜海の市街地は道道106号を羽幌方面に1.5kmほど下った抜海漁港付近にあり、同港付近では冬季になるとゴマフアザラシの群れが見られる事があります。
近隣に民家が2軒あり、1日に停車する列車が10本、「最果て」という言葉が似合う木造駅舎、それが抜海駅です。駅から西に一直線の道路で6-700mで国道106号に出る。そして抜海原生花園を挟んで日本海を望むことができる
その他情報
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