木造の鉄道駅
- 地区
- 関東
- 都道府県
- 千葉県
- 鉄道会社
- 銚子電気鉄道
- 鉄道線
- 銚子電気鉄道線
- 駅名
- 外川駅
- ふりがな
- とかわ
- 番号
- -
- 所在地
- 千葉県銚子市外川町二丁目10636
- 開業
- 1923年(大正12年)7月5日
- 付近駅
- 犬吠 (0.9km)
- 起点から
- 銚子起点から6.4km
- ホーム
- 1面1線
- 乗車人員
-
242人(2008年度)
木造駅舎内容
東京駅から外川駅まではJR特急しおさいを利用し、銚子で乗り換え、銚子電気鉄道を利用し、約3時間 片道運賃4330円で到着する終着駅です。銚子電気鉄道線は、総武本線の終点・銚子駅から外川駅までの営業距離6kmほどのローカル線てす。開業当時からの切妻屋根の木造駅舎で、入り口の大きな庇の小屋組が見え、駅舎内の待合室には木製のベンチが並び、夜になると白熱電球が点灯します。また、駅舎模型のモデルになった事もあります。銚子を舞台にした昭和60年のNHK連続テレビ小説「澪(みお)つくし」の撮影も行われました。テレビドラマ『演歌の女王』や『ラスト・フレンズ』、DVDドラマ『鉄道物語3』、堀江由衣の7thシングルCD『Days』のプロモーションビデオなどに使用された事もあります。コンセプトCDアルバム『Precious Road -わたしだけの地図- 』の5曲目『郷愁』のイメージイラストに使用されており、このイラストを基にした駅スタンプが設置されています。 外川駅では、名物の「ぬれ煎餅」が売られています。皆さんも一度は聞いた事があるのではないでしょうか。鉄道事業の赤字を軽減するために銚子電鉄が平成7年にはじめた副業ですが、全国から「ぬれ煎餅」の注文が殺到した事がありました。平成18年11月、資金が不足し、列車の法定検査が発注できないという事態になった時の事です。その時、銚子電鉄のウェブサイトに掲載された一文は「電車運行維持のために、ぬれ煎餅を買ってください!電車修理代を稼がなくちゃ、いけないんです」。切実なメッセージは多くの人々に届き、翌年には銚子鉄道の支援団体ができました。いつの日かまた、かつての快速、新宿発の外川行き「房総の休日」号が走る姿を見てみたいものです。
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