木造の鉄道駅
- 地区
- 九州
- 都道府県
- 大分県
- 鉄道会社
- 九州旅客鉄道(JR九州 )
- 鉄道線
- 久大本線
- 駅名
- 豊後森駅
- ふりがな
- ぶんごもり
- 番号
- -
- 所在地
- 大分県玖珠郡玖珠町大字帆足245番地の5
- 開業
- 1929年(昭和4年)12月15日
- 付近駅
- 北山田 (5.4km)(4.1km) 恵良
- 起点から
- 久留米起点から73km
- ホーム
- 2面3線
- 乗車人員
-
433人
駅舎正面
梁丸太は昔のままを利用している
アートなベンチ
駅舎
駅員さんは1人
跨線橋も木材が多用されている
西から駅舎を見る
とても清潔で最新のトイレ
間伐材を利用した手摺
東方向を見る
鉄道ファンなら撮りたいシーンです
駅舎入り口
木造駅舎内容
新大阪から豊後森明駅まではJR新幹線さくらを利用し、博多でJR特急ゆふに乗り換え、約5時間22分、片道運賃17610円の道程です。
豊後森駅は、玖珠町の中心駅で、九州を代表する「鉄道の要所」でした。木造駅舎は昭和4年開業以来のものですが、玖珠町が「童話の里」とありだしたので改修時らその特徴ある三角屋根を取り付けました。かつては恵良駅からの宮原線列車も発着していましたが、現在は廃線となってしまっています。久大本線の重要な拠点駅としての機能を持っており、玖珠町の中心駅で、駅舎は立派な木造建築となっています。駅近くの広大な敷地には、扇形の機関庫と転車台が残されています。この機関庫は昭和9年、久大線の全線開通に伴って建設されたものです。かつて繁栄期には25両のSLが所属し、機関士など鉄道員が200人以上働いていたというその「名残」が残っています。昭和45年、ディーゼル化で豊後駅機関庫は廃止になりましたが、全国から保存を求める声が数多く集まり、町が機関庫と転車台を買い取りました。 「鉄道記念公園」(仮称)として整備される予定です。 現在、駅員は2名。昔に比べて規模は小さくなりましたが、鉄道の町の象徴として大切に守られてきた豊後森駅は、ふるさとの誇りを今の子どもたちに伝え続けています。 改札口を出ると、桃太郎像が出迎えてくれます。玖珠町は「日本のアンデルセン」と称された童話作家、久留島武彦(1874―1960)を生んだ「童話の里」です。
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