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名古屋駅から湯谷温泉駅まではJR新幹線ひかりを利用し、豊橋で乗り換え、JR特急伊那路を利用し約2時間、片道運賃4700円の道程です。湯谷温泉駅は、湯谷温泉の玄関口になる駅でJR移行後の1991年(平成3年)に、それまでの湯谷駅(ゆやえき)からこの名前に変わりました。飯田線は、愛知県の豊橋駅から長野県の辰野駅までを結ぶ全長196キロの路線で、豊橋と飯田を結ぶ特急「伊那路」の停車駅の一つです。この路線はもともとは4つの私鉄が敷いたそれぞれの路線がありました。そのうちの一つ鳳来寺鉄道の運営で湯谷停留場といいました。開業当時に建てられた比較的大きな木造2階建ての駅舎てずが、当時は駅の一部が直営の旅館でもありました。切り妻の屋根と下見板張りの壁、時が経て風雨に耐えた木の質感が温泉街にピッタリです。 4つの路線が1本につながったのは昭和12年の事。国有化で統合され飯田線になったのは昭和18年の事です。現在は業務委託駅で、日中は駅員が常駐しています。管理駅(駅長配置駅)である豊川駅の管理下に置かれています。 1985年に一旦無人駅となり、1991年に再び駅員が配置されたという経緯があります。