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新大阪から早岐駅までは、JR新幹線さくらを利用し、新鳥栖でJR特急みどりに乗り換え約5時間、片道運賃17840円の道程です。博多からJR特急ハウステンボスを利用し約2時間、3770円の運賃です。
1897年(明治30年)7月、九州鉄道が武雄から早岐間の開業にともない、機関庫がつくられました。かつては、長崎へゆく唯一の駅でした。佐世保線と大村線との分岐点となっている早岐駅は、複数のJR線が乗り入れる駅としては日本最西端となります。この駅で、特急「みどり」「ハウステンボス」は分割・併合を行っています。駅舎は大きくまた天井が高くなっており、明治の面影を色濃く残している洋風建築となっています。 ホームには「0番のりば」があり、地方駅のとしてはおそらく最長の長さがあります。、
大正に入ると、次々と最新鋭の蒸気機関車が導入されました。そして1972年(昭和47年)に、75年もの長かった蒸気機関車の歴史に幕を閉じました。
早岐駅は、今でも機関庫の役割を果たしており、列車が休息し、入っては出てゆきます。駅舎は、その列車の行き交う姿を毎日静かに見守っています。「早岐」は「はいき」と読み、難読駅名のひとつに数えられます。