木造の鉄道駅
- 地区
- 中国四国
- 都道府県
- 岡山県
- 鉄道会社
- 西日本旅客鉄道(JR西日本)
- 鉄道線
- 因美線
- 駅名
- 美作滝尾駅
- ふりがな
- みまさかたきお
- 番号
- -
- 所在地
- 岡山県津山市堀坂263
- 開業
- 1928年(昭和3年)3月15日
- 付近駅
- 三浦 (2.2km)(5.2km) 高野
- 起点から
- 鳥取起点から61.5km
- ホーム
- 1面1線
- 乗車人員
-
51人
美作滝尾駅正面
重要文化財のプレート
切符売り場の窓口
ムクの木の受け棚
事務室には寅さんの人形が
天井も木材
まだ切符が買えるよう
植木の刈り込みも丁寧
綺麗に掃除されている
北側から見る
事務所内の机は今まで駅員が居たみたい
寅さんのロケ中の写真が飾ってある
デーゼルワンマン気動車
掃除がゆきとどいている
入り口は引き戸
広い駅前ひろば
木造のままの改札口
北側から駅を見る
改札口と外の景色
改札口と停車中の気動車
改札口とのどかな外の景色
ホーム
小荷物用の秤
ホーム
木造倉庫
自転車置き場に
丸太利用の構造体
木造駅舎内容
新大阪から美作滝尾駅までは、JR新幹線のぞみを利用し、岡山でJR快速ことぶきに乗り換え、さらに津山でJR因美線を利用し3時間26分、片道運賃7630円の道程です。岡山からは2時間24分、1280円です。
昭和7年に全線開通した因美線は瀬戸内海と日本海は1本の線路で結ばれ、以来60年余りに亘って陰陽連絡線の主要線区としての重要な役割を果たしてきました。しかし平成6年に智頭急行線が開通してからは地域の生活を支えるローカル線なってしまいました。現在は2、3時間に1本程度の間隔で単編成の普通列車が運行されています。美作滝尾駅の駅名は、かつての所在地自治体名であった滝尾村(1954年津山市に編入)に由来します。開業当時、既に九州の大分県に「滝尾駅」が存在したため、規定に従い当地の旧国名を取って「美作滝尾駅」と命名されました。戦前に建築された古い木造平屋造り、昭和初期を代表する小規模の駅舎は「男はつらいよ」シリーズの最終作となった「男はつらいよ 寅次郎紅の花」の冒頭のシーンに登場し、駅前には映画の撮影が行われた事を記念した碑も 駅舎右側 に建てられています。木製の改札口や当時のままの切符売り場、また昔ながらの駅事務室が昭和初期の懐かしさを感じさせます。入り口の両側には松が植えられています。2008年11月に 「昭和初期の標準的な小規模駅舎」という点が評価され 登録有形文化財に指定されました。津山駅管理の簡易委託駅です。駅前の 桜並木の通りを100メートルほど進んだ所にあるJAつやまの営業所で、携帯車発機による乗車券を販売しています。駅舎の北側には、かつて貨物の取扱駅であった時代の建造物が現存しており、側線跡の他に木造の貨物ホームと上屋が残っていますが、ほぼ完全な型で残っているのはめずらしいものです。また美作滝尾駅には大きな桜があり、プラットホームの脇にある見事姿を見せています。
その他情報
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