木造の鉄道駅
- 地区
- 近畿
- 都道府県
- 兵庫県
- 鉄道会社
- 北条鉄道
- 鉄道線
- 北条線
- 駅名
- 法華口駅
- ふりがな
- ほっけぐち
- 番号
- -
- 所在地
- 兵庫県加西市東笠原町沖
- 開業
- 1915年(大正4年)3月3日
- 付近駅
- 田原 (1.5km)(1.8km) 播磨下里
- 起点から
- 粟生起点から6.1km
- ホーム
- 1面1線
- 乗車人員
- ---
木造駅舎内容
新大阪から法華口駅までは、JR東海道・山陽本線新快速のぞみを利用し、加古川でJR加古川線に乗り換え、
さらに粟生で北条鉄道に乗り換えて2時間39分、片道運賃1920円の道程です。
法華口駅の名前由来は「法華山 一乗寺への入口」の意味と伝えられていますが、駅から一乗寺までは西へ5kmほどあり、実際には車や姫路駅から直通する神姫バスでの参拝が大半となっています。 播州鉄道、播丹鉄道、国鉄、北条鉄道と経営は変わって駅舎は大正4年に開業した当時からのもので、ひと昔の住宅のようです。切妻屋根で、駅舎の壁面は縦板張りで、上部は漆喰を施した真壁造りとなっています。 駅名標はレトロ感いっぱいのもの。 駅舎内の待合室は窓が広くとられて明るい空間になっています。ホームに張り出した大きな庇(ひさし)は、方杖(ほうづえ)で支えられています。また駅舎自体が傾いているのか入り口付近に木材のつっかえ棒で支えていいます。 駅舎内の待合室は駐輪場となっています。国鉄時代の末期は中間駅で唯一の有人駅(業務委託駅)でしたが、現在は無人駅となっています。国鉄時代に交換設備を廃止しましたが、かつての相対式ホーム跡が今でも残っています。一時期は交換設備の復活が予定されていましたが、現在でも復活には至っていません。 今では見ることが出来なくなった木製の電信柱や色褪せたベンチが古きよい時代思い出させます。駅や周辺には春には桜、秋にはモミジの紅葉が綺麗です。
その他情報
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