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東京駅から根府川駅まではJR新幹線ひかりを利用し、小田原で乗り換え、JR東海道本線を利用し、1時間6分片道運賃3810円、 あるいは東京駅からJR東海道本線を利用し、1時間34分 片道運賃1620円の道程です。根府川は大正13年に建てられた2代目のものです。初代の駅舎は、開業の翌年に起きた関東大震災による土砂崩れで、ホームや列車とともに海に沈んでしまいました。根府川駅は相模湾を望む崖の中ほどにあり、高度差が大きいため、ホームはがけの下、駅舎はがけの上にある。ホームから上った跨線橋(こせんきょう)と同じ高さに駅舎がある。赤い瓦の寄せ棟の屋根に、ライトブルーの下見板張りの壁、木枠のままの窓が残っています。高台の改札から海を望むロケーションは、根府川駅が「関東の駅百選」に選ばれた大きな理由の一つです。また、一帯はかつて日本でも有数のみかん栽培地でしたが、その後の需要低迷や後継者不足により生産量は減りつつあります。初日の出の名所としても有名な駅で、元日には多くの人々がこの地を訪れます。