札幌から下白滝駅までは、JR特急オホーツクを利用し白滝で、JR石北本線に乗り換えで、5時間22分、片道7240円の道程です。また下白滝駅は北海道の新旭川駅から網走駅までを結ぶ、石北(せきほく)本線の駅の一つです。
開業と同時に建てられた木造駅舎が、改修されながら今もなお使われています。
駅名は白滝の下流にある事に由来します。
駅から南西へ歩いて約10分のところに「白滝」がある。
上厚内駅と同様、スッと頭に入る駅名ですね。
牧草地帯の中に切妻屋根の緑色がひときわ鮮やかですが、外壁は風雪を耐えぬいた年月を物語っています。
待合室は、木製ベンチがあるだけのシンプルなものとなっています。
昭和58年に無人化され、出札窓口も手荷物預かり窓口も板でふさがれています。
この付近は明治時代に開拓が始まり、昭和30年代、20戸の家が駅前にありましたが、今は畜産農家が1戸あるだけです。
駅の向こう側には大きく裂けた岩があり、近寄る事は出来ませんが、観光名所になりそうな雰囲気を持っています。
下白滝駅に停車する列車は1日4本。
多くの列車がこの駅を通過していきますが、ふるさとの駅への想いが綴られた駅ノートが、温もりを伝えてくれています。