木造の鉄道駅
- 地区
- 中国四国
- 都道府県
- 岡山県
- 鉄道会社
- 西日本旅客鉄道(JR西日本)
- 鉄道線
- 伯備線
- 駅名
- 美袋駅
- ふりがな
- みなぎ
- 番号
- -
- 所在地
- 岡山県 総社市
- 開業
- 1925年(大正14年)5月17日
- 付近駅
- 日羽 (3.7km)(6.9km) 備中広瀬
- 起点から
- 倉敷起点から22.7km
- ホーム
- 2面3線
- 乗車人員
-
310人
木造駅舎内容
新大阪から美袋駅までは、JR新幹線のぞみを利用し、岡山でJR伯備線に乗り換え、1時間55分、片道運賃6890円の道程です。岡山からは53分、650円です。美袋駅は岡山県倉敷市と鳥取県米子市を結ぶ伯備線の駅の一つです。伯備南線の終着駅として開業しました。駅舎は、伯備線倉敷~美袋間が開通した1925年(大正14年)に建てられました。風格ある古い木造平屋建て、 セメント瓦ぶきの切妻屋根に壁は横下見板の構造です。東側に待合室、西側を事務室があり、南面東寄りに切妻造の車寄が突き出ています、北面プラットホーム側には2メートルの幅の庇を沿っています。大正末期の官鉄標準駅舎の形です。駅舎は単式の1番のりば側にあり、島式の2・3番のりば側へは跨線橋で連絡しています。開業当初の駅舎は、窓枠と入り口がアルミサッシに替えられただけで、ほぼ、建築された当時の姿をそのまま残しています。地名がそのまま駅名となっており、難読駅の一つに挙げられています。昭和60年には総社(そうじゃ)市へ無償譲渡され、平成19年に無人駅となりました。明るく静かな駅舎の中には、使いこまれて角のとれた木の長椅子があります。美袋駅は2007年(平成19年)12月7日に 「国土の歴史的景観に寄与」したことを理由に、登録有形文化財 に指定されました。 2007年からは、自動改札ICOCAも使えるようになり、新旧2つが交わる不思議な改札口です。
その他情報
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