木造の鉄道駅
- 地区
- 北海道
- 都道府県
- 北海道
- 鉄道会社
- 北海道旅客鉄道(JR北海道)
- 鉄道線
- 石勝線夕張支線
- 駅名
- 鹿ノ谷駅
- ふりがな
- しかのたに
- 番号
-
Y24
- 所在地
- 北海道夕張市鹿の谷三丁目
- 開業
- 1899年(明治32年)10月25日
- 付近駅
- Y23 清水沢 (6.6km)(1.3km) 夕張 Y25
- 起点から
- 新夕張起点から 14.8km
- ホーム
- 1面1線
- 乗車人員
-
47人
木造駅舎内容
札幌から鹿ノ谷駅までは、JR特急スーパーとかちを利用し新夕張で、JR石勝線に乗り換えで、3時間11分、片道3510円の道のりです。この鹿ノ谷駅では、明治32年10月に『旅客営業』が始まったと当時の新聞記事にあります。
北海道炭礦(たんこう)鉄道が石炭を運搬するために開業した路線でした。
北海道炭礦汽船の全盛期は、駅周辺の鹿の谷地区は幹部用住居が存在する高級住宅地であり、旧夕張北高校・夕張工業高校に通学する学生でおおいに賑わいました。
現在は石勝(せきしょう)線が新夕張駅から夕張駅まで延びる支線の駅となっています。
駅のある夕張は、かつて全国有数の石炭産出量を誇った炭鉱の街として栄えていました。炭鉱最盛期の夕張市の人口は12万人にも迫る勢いでした。
夕張鉄道と接続し、鉄道の要衝として栄えた鹿ノ谷駅も、 現在では夕張支線で一番利用者の少ない駅になってしまいましたが、その広い構内には、面影が随所に残っています。
大正15年に開業し、函館本線の野幌(のっぽろ)駅と夕張を結んでいた夕張鉄道との接続駅で、広い構内には夕張鉄道のホームと機関区がありました。
今も、構内の奥には使われなくなった車庫が残っています。
昭和40年代後半から炭鉱が次々と閉山する中で、昭和59年には鹿ノ谷も駅員の配置がなくなりました。
しかし、無人駅となってからも、地元の人たちがボランティアで駅舎内を掃除し、花を飾るなど、きれいに使われ続けている駅です。
鹿ノ谷駅がいかに多くの人々から愛されているかがわかります。
その他情報
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