木造の鉄道駅
- 地区
- 東北
- 都道府県
- 福島県
- 鉄道会社
- 東日本旅客鉄道(
- 鉄道線
- 東北本線
- 駅名
- 白河駅
- ふりがな
- しらかわ
- 番号
- -
- 所在地
- 福島県白河市郭内222
- 開業
- 1887年(明治20年)7月16日
- 付近駅
- 新白河 (2.8km)(4.7km) 久田野
- 起点から
- 東京起点から188.2km
- ホーム
- 1面2線
- 乗車人員
-
686人
木造駅舎内容
東京駅から白河駅まではJR新幹線やまびこを利用し、新白河で乗り換え、JR東北本線を利用し2時間15分、片道運賃490円の道程です。東北本線の駅の一つです。大正10年にみちのくの
玄関口として建てられました。2代目の現駅舎は、天井の高い三角屋根の木造平屋。
正面入口に掛けられた時計の下には特徴あるデザインのステンドグラスがあり、縦長
の窓や赤い瓦屋根に白い壁の洋館風となっています。当駅に限った事では
ありませんが、新幹線が開通した事により在来線を通る列車自体が激減しました。新
幹線は、隣駅の旧磐城西郷駅に増設される形でできた新白河駅に止まります。これも
当駅に限った事ではありませんが、モータリゼーションの発展による商域変化などに
よって駅周辺の中心市街地が空洞化しました。構内にはかつて食堂がある
待合室がありました。そこに平成21年9月、「えきかふぇ」がオープンしました。こ
れは、地域ぐるみで白河市の中心街ににぎわいをつくろうとする事業の一つで、「白
河駅が観光の起点になってほしい」という地元の人々の期待が込められています。
「えきかふぇ」のオープンにあわせて、外壁などは化粧直しをしました。長いホーム
の上屋(うわや)も木造の小屋組(こやぐみ)となっています。ホームからは、明治
元年に戊辰戦争で焼失し、平成3年に木造で復元された白河小峰城の三重櫓(やぐ
ら)を見る事ができます。「ステンドグラスのある赤瓦の屋根の大正ロマン漂う駅
舎」として、東北の駅百選に選定された事もあります。
その他情報
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