木造の鉄道駅
- 地区
- 九州
- 都道府県
- 宮崎県
- 鉄道会社
- 九州旅客鉄道(JR九州 )
- 鉄道線
- 肥薩線
- 駅名
- 真幸駅
- ふりがな
- まさき
- 番号
- -
- 所在地
- 宮崎県えびの市内堅
- 開業
- 1911年(明治44年)3月11日
- 付近駅
- 矢岳 (7.3km)(7.8km) 吉松
- 起点から
- 八代起点から79.0km
- ホーム
- 1面2線
- 乗車人員
- 1人
写真提供は矢部三雄氏(下記参照)
木造駅舎内容
真幸駅は、宮崎県で最初に出来た駅で、肥薩線唯一の宮崎県の駅です。また、スイッチバッグの駅としても知られ、列車はいったん駅の横を通り過ぎスイッチバックでホームに滑り込み、通過不可能な逆Z字型の構造となっているので、かつて運転されていた優等列車も必ず停車しなければなりませんでした。駅舎は瓦葺(ぶ)きの切妻屋根に横湖板張りと縦板張りの木造平屋建てで、開設当初のものとなっています。昭和47年には豪雨による土石流に駅が飲み込まれ、流れ込んだ巨岩がホームに残っています。現在は度重なる土石流災害で近隣住民が移転し、民家もまばらになり秘境駅の一つに数えられています。 真の幸せという名を持つこの駅は、1面2線のホームの中ほどに「幸せの鐘」が設置され、幸せと感じる度合いに応じて鳴らすのが良いとされています。週末や観光列車「いさぶろう」・「しんぺい」号の停車時には、観光客が鳴らす鐘の音が山間に響き渡ります。幸せと感じる度合いに応じて鳴らすのが良いとされています。
普段は人が少ない駅も週末や祝日には、地元有志団体が、特産品やお茶のサービスなどを行っています。また、地元有志団体がいる時間帯では「真の幸せに入る」に通じるとして人気がある記念入場券を購入することができる。
提供者情報
矢部三雄氏(アジア航測株式会社 執行役員、石巻専修大学人間学部 客員教授、元林野庁、経済企画庁)
矢部氏のフェイスブック
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