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中川木材産業は2025万博の会場整備参加サプライヤーですcExpo 2025

2025大阪・関西万博と木材

1970年、日本で最初の万国博覧会が大阪・千里で開催され、大成功を収めたことはよく知られています。
私もその博覧会では協会職員として「お祭り広場」の運営に携わり、毎日が刺激に満ちていたのを、まるで昨日のことのように思い出します。芸能人や海外からのパフォーマーが連日入れ替わり、活気にあふれた日々でした。

1970年万博パピリオン
1970年万博 上段左からニュージーランド、ブルガリア、チェコスロバキア、ビルマ、下段左からカナダ・ブリティッシュコロンビア州、タンザニア、フィリピン、米国・ワシントン州、カナダの各パビリオン

ただ、当時を振り返ると、海外のパビリオンは木材を多く使用していたのに対し、日本のパビリオンではほとんど木材が使われておらず、その点がとても残念に感じた記憶があります。

しかし、2025年の万博会場のデザインが公開され、その印象が大きく変わりました。
目を引くのは巨大な木製リング。これは大屋根としての機能も備え、会場全体を取り囲むように設計されています。
1970年の万博会場では、日陰が少なく来場者が暑さに苦しんだことを思うと、この設計は非常に効果的です。訪れる人々や働くスタッフにとっても快適な空間となるでしょう。
また、今回の会場は1970年の千里会場の半分の広さで、その周囲を木製リングが囲む構造になっています。リングの一部は海に突き出しており、そのエリアではきっと素晴らしいショーが開催されることでしょう。

さらに、パビリオンも時代背景を反映し、木材を多用するデザインが多く見られると期待しています。特に日本関連のパビリオンでは、日本産の木材がふんだんに使用されることが予想されます。
木の香りが漂う会場となり、55年前の万博で感じられなかった心地よい自然の香りが、訪れる人々に新たな感動を与えるでしょう。

前万博との面積比較
'70万博との面積比較
大屋根リングの昼と夜
大屋根リングの昼と夜

2025関西万博の木材を求めて

2025年4月13日、ついに関西万博が開幕し、各国のパビリオンが訪問者に公開されました。
1970年の万博と比べると、木材や木製品が使用されたパビリオンが格段に増え、その変化は自然回帰や環境問題への意識の高まり、コスト効率の重視、感性の進化を感じさせます。
今後、このページでは訪問時の写真やレポートを中心に、木材や樹木が使われているパビリオンをご紹介していく予定です。ぜひ定期的にご覧ください。

特に木材をメインに利用しているパビリオンとしては、上記メニューの国々が挙げられます。

1970年万博パピリオン
2025年関西万博  上段左からウズベキスタン、ハンガリー、ポーランド、スベテン、カタール、下団左からバーレーン、ドイツ、イタリア、アイルランド、オーストリアの各パビリオン

2025年日本国際博覧会 

会場整備参加サプライヤーとしての仕事をしました

万博工事
万博工事
ポップアップステージ東外  場所は東ゲートから大屋根リングに向かう途中 基本・実施設計:萬代基介建築設計事務所 建設:株式会社 岡部(富山県) 当社はウッドデッキ材の供給と施工で関わりました。

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