

マダガスカル共和国館は、インド洋に浮かぶ島国マダガスカルの自然環境と文化、農産物や手工芸などを紹介する展示が中心のパビリオンです。とくに同国は世界有数の生物多様性を持つ国として知られ、森林や樹木資源、ラフィア椰子を用いた工芸品、木彫など、自然素材を活かした生活文化が紹介されていました。大規模な独立館ではなく共同展示エリア内(コモンズ-D)での出展でしたが、来場者にとってはアフリカの島国の暮らしや資源、文化を身近に感じられる内容でした。
マダガスカルは1970年の大阪万博にも参加しており、当時も伝統文化や産品を紹介する展示が行われています。1970年から半世紀以上を経て再び大阪の万博に参加したことになり、自然と共生する国としての姿勢や、木や植物資源を活かした生活文化という点では共通したテーマが感じられます。