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アフリカ以外の国々で内装や木製品を展示しているもの

パレスチナ   Palestine  

パレスチナ館スタンプ
パレスチナ館公式スタンプ

東ゲートから大屋根リングを通り正面に見えるマレーシア館の前を通り過ぎると右側にコモンズ館Aがあり、この中にある。

パレスチナ館について

パレスチナのブースは共同館「コモンズD」の一角にあり、長い歴史と文化、そして平和への願いを伝える展示となっています。民族衣装や刺繍、陶器、わら細工などの伝統工芸、風景写真などが並び、戦争や紛争のイメージだけではない豊かな文化と人々の暮らしを紹介しています。開幕当初はガザ地区の戦禍や輸送の遅れの影響で展示品が不足していましたが、後に工芸品や木工品が到着し、展示が整えられました。
パレスチナはエルサレムや世界最古級の都市エリコを含む地域で、イスラム教・ユダヤ教・キリスト教の三宗教にとって重要な聖地が重なり合う場所です。こうした宗教的・歴史的背景を持つ土地で育まれた工芸や文化が、展示を通して紹介されています。

オリーブの木彫とキリスト生誕

展示の中でも特に印象的なのが、オリーブ材で作られた「キリスト生誕」の木彫りです。イエス・キリストが誕生したとされるベツレヘム(ヨルダン川西岸地区)周辺では、古くからオリーブの木を使った木彫工芸が盛んで、聖母マリアや幼子イエス、羊飼いなどを表した聖誕場面(ネイティビティ)の作品が数多く作られてきました。
パレスチナはイスラム教徒が多数を占めますが、キリスト生誕の地ベツレヘムを中心に古くからキリスト教徒も暮らしており、オリーブ材の宗教彫刻はキリスト教文化と深く結びついた伝統工芸です。オリーブの木は聖書にも頻繁に登場し、「平和」「祝福」「永遠」を象徴する樹木とされ、聖地の巡礼者への土産や祈りの対象として世界中に広まりました。
今回展示された作品も、占領や戦闘の影響で厳しい状況に置かれながら制作されたもので、ベツレヘム近郊の職人たちの技と信仰、そして平和への願いが込められています。
全体としてパレスチナの展示は、紛争の只中にある地域の現実を背景にしながらも、工芸や信仰、文化の継承を通じて「平和と繁栄への希望」を静かに伝える内容となっています。オリーブの木彫は、その歴史・宗教・文化を象徴する象徴的な展示と言えるでしょう。
万博Palestine館
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パレスチナの切手



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