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海外のパビリオンで木造や木材を内外装などに多用しているもの

マレーシア Malaysia 

マレーシア館スタンプ
マレーシア館公式スタンプ

マレーシア
東ゲートから大屋根リングに、柱番号55付近

マレーシアは私にとって縁のある国です。ボランティアとして留学生の支援活動をしていた際に知り合ったマレーシア人学生2名と、その後も家族ぐるみで交流を続けてきました。そのため現地を訪れたこともあり、木材関係の視察としても2度ほど訪問しています。マレーシアではインドネシア語がほぼ通じるため、観光での滞在も安心して過ごすことができます。

また、以前にはマレーシア政府の若手幹部8名がIT視察の一環として、当社を訪問されたこともあります。当社のエクステリア部門では、マレーシアから商社を通じてウリン材などの木材を輸入しており、同商社と連携して、ささやかながらウリンの植林活動も行っています。

さて、2025年大阪・関西万博のマレーシア館についてご紹介します。このパビリオンは、個人参加型の展示は少なく、来館者はスムーズな動線でテンポよく館内を巡ることができます。

テーマは「Interwoven/編み込む」。民族・宗教・文化の多様性が交差するマレーシアの姿を、自然素材である竹を用いて表現しています。最大の特徴は、約5,000本の竹を立体的に編み込んだ、伝統織物「ソンケット」をモチーフにしたファサードです。竹の外装は、まるで柔らかな布のように風と光を受け止め、マレーシアの自然と文化の融合を象徴しています。

建物は鉄骨造・地上3階建てで、屋上には緑豊かなガーデンテラスがあり、床材にはマレーシア産のセランガンバツ材が使用されています。訪問者が自然の中でひと休みできる癒しの空間となっています。

外壁は立体織構造の竹、館内の床材や屋外デッキにはセランガンバツ、壁面にはマレーシアの赤土をイメージした「タナメラ」色が使われ、同国の素材と伝統色彩を表現しています。

パビリオンの中央には、竹と籐で構成された彫刻作品「ハーモニーの木」が設置されています。一枚一枚の葉は、地元の職人による手編みで制作されており、持続可能な天然素材と手仕事の融合、そしてマレーシアの調和の精神が体現されています。

1970年万博 マレーシア館

1970年大阪万博のマレーシア館は、木造2階建てのパビリオンで、マレーシア南部の農村に見られる伝統的な民家であるミナンカバウ様式をモチーフとして建てられました。大きな屋根の上に水牛の角のように反り上がった独特の屋根を載せた外観は強い印象を残し、南国らしい雰囲気を会場の中でも際立たせていました。この建物を建設するため、マレーシアから約20人の大工が来日し、同国産の木材を用いて施工され、日本側の建設は三井建設が担当しました。
館内では、天然ゴムやタイヤ、油ヤシ、パイナップル、スズといった主要産業に加え、木材や木彫、底引き網、ろうけつ染め、銀製品、銅器、籐製品、織物など、多彩な資源と工芸品が展示され、資源国・農業国としてのマレーシアの姿が総合的に紹介されていました。
マレーシアの国語であるマレー語はインドネシア語とほぼ同じ言語で、シンガポールやブルネイとも通じますが、私自身は勤務地であったお祭り広場のすぐ近くにあったインドネシア館には毎日のように通った一方で、マレーシア館を訪れたのは一度きりでした。それはインドネシア館が至近距離にあったのに対し、マレーシア館は約500メートル離れており、当時の広大な万博会場のスケールを実感させる距離だったからです。
なお、マレーシア館の敷地面積は1,795平方メートルで、小学校の25メートルプールがおよそ5~6個分に相当し、建物面積は736平方メートルで、一般的な戸建住宅約6軒分にあたる規模でした。

マレーシア館 プロモーション動画

「出典:Malaysia Pavilion (YouTube 限定公開動画)」

マレーシアの切手

:Dracontomelon dao
英名:Dao
和名:パルダオ
Samanea saman
英名:Rain tree
和名:;レインツリー
Terminalia catappa
>英名:Beach Almond
和名:モモタマナ
:Dryobalanops aromatica

英名:Kapur
和名:カポール
Fagraea fragrans
英名:Anan、Tembusu
和名:テンブス

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