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中川木材産業は大阪・関西万博の会場整備参加サプライヤーです
 cExpo 2025

IoTグリーンシェード

 

西ゲートを入り右に回りEXPOアリーナの前を通り未来の都市方面に、約500メートル

IoTグリーンシェード(風の広場)

「IoTグリーンシェード」は、三菱電機が開発した、自然の力と先端技術を融合させた新しい暑さ対策の取り組みです。
IoT(アイ・オー・ティー)とは “Internet of Things” の略で、「モノのインターネット」と訳されます。
身の回りの機器やセンサーなどがインターネットでつながり、データをやり取りしながら自動で最適な動作を行う仕組みのことです。 この技術を活用して、植物の育成や環境制御を自動化したのが「IoTグリーンシェード」です。
万博会場の「風の広場」に設置されたこの装置は、パッションフルーツを利用した“緑の屋根”。
ミストの気化熱と植物の日よけ効果によって、周囲の温度を下げ、涼しく快適な空間を生み出しています。
ミスト噴霧や水やりはすべて自動制御され、気温・湿度・土壌の状態をセンサーが検知。
さらにAIカメラが滞在人数や環境を把握し、生成AIが最適な制御を行うことで、人にも植物にもやさしい空間を維持します。
使用されているパッションフルーツは、病害虫に強く育てやすい植物で、短期間でシェード全体を覆います。
葉の繁茂によるCO₂吸収や、剪定した枝葉を再利用してセルロースナノファイバーを生成するなど、環境負荷低減にもつながっています。
実証実験では、外気温より最大7℃涼しい空間をつくり、ヒートアイランド現象の緩和にも効果があることが確認されています。
万博会場に設置されたIoTグリーンシェードは、幅7.8メートル、奥行7.8メートル、高さ3.7メートルの規模で、木材構造の上にパッションフルーツを誘引した緑の屋根を備えています。
都市や公園、商業施設などへの展開を視野に、2026年度の事業化を目指しており、万博では生成AIによる植物自動育成にも挑戦しています。
最新技術と植物が調和した“やさしい涼”を体験できるスポットです。

主要構造材:ヒノキおよび桧集成材を使用。

筆者が訪れた10月9日時点では、多くの来場者に利用されたためデッキ材の一部が交換されていました。
IoT機器の詳細は不明ですが、屋外構築物としては仮設仕様でありながら、デザイン性に優れた構成となっています。
関西万博-iotグリーンシェード
関西万博-iotグリーンシェード
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Youtube 三菱電機 公式チャンネル より

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