ポップアップステージ北
設計・制作
・設計:axonometric
・構造設計:Graph Studio
・施工:篠原商店
・万博会場内に設けられた、屋外イベント用のオープンステージ。
デザインコンセプト
「森の時間と木材の循環を、そのまま空間化する」
・森から切り出した未乾燥の丸太をそのまま用い、建築を「木材が建材へと移行する途中段階」として位置づける試み。
・万博会期中に丸太は自然乾燥し、会期後は再加工され、建材として流通することを前提としている。
・完成形を固定しない、時間とともに変化する建築という考え方。
構造・空間の特徴
・丸太が空中に浮かんで見える構成
ワイヤーで支持するテンセグリティ的手法を採用し、木材の乾燥・収縮を許容する柔軟な構造となっている。
・丸太が立体的に配置され、
宙に浮かぶ森の中に人が入り込むような体験空間をつくり出している。
・屋根や外壁を持たないことで、光・風・雨といった自然条件がそのまま空間に入り込む。
植栽
・周囲にはコウゾ(楮)を植栽。
和紙の原料となる樹木で、「育て、使い、循環させる」資源の象徴として位置づけられている。
まとめ
ポップアップステージ北は、屋根を持たない屋外空間に、宙に浮く丸太によって“森のプロセス”を可視化した、木材循環を体験するための実験的ステージである。

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