スロバキア共和国 Slovak Republic 

スロバキア共和国館公式スタンプ
中央ヨーロッパに位置するスロバキア共和国は、中世の街並みが残る都市と、山岳地帯を中心とした自然豊かな国土を持つ国です。ワイン生産の伝統もありますが、現在は自動車・電機を中心とした製造業や、航空・宇宙、ICTなどの先端産業が主要な産業となっています。
2025年大阪・関西万博では、水やワイン、クリーン産業、健康、イノベーション、スポーツ、芸術、ファッションなど幅広いテーマで展示が行われ、研究開発やインダストリー4.0分野への取り組み、日本企業との連携の可能性なども紹介されています。日系企業の進出も多く、機械・ロボティクス分野などでのビジネス交流を目的としたミッション団の来日も行われました。
なお、1970年大阪万博では当時の「チェコスロバキア社会主義共和国」として出展し、サッカーコート約1面分の敷地に独創的なパビリオンを建設していました。今回の万博では、歴史ある文化と先端技術の両面を持つ国として、その現在の姿が紹介されています。
1970年万博のチェコスロバキア館
1970年の大阪万博では、正式名「チェコスロバキア社会主義共和国」として出展し、テーマは「人類が求めるよりよき未来の道」でした。パビリオンは厳格な幾何学格子の屋根構造と、曲面ガラスを多用した柔らかな外観が対照的な“ガラスの城”のような建築で、未来性と簡素さを表現していました。建物は展示棟とレストランや休憩室などを備えた一般棟の2棟構成(各地上1階・地下1階)で、中央には映画劇場も設けられていました。
構造の特徴は、耐水合板仕上げのT型梁による2層ラメラ構造で、格子状に連続する梁によって大空間を自由に構成し、ガラス壁と組み合わせて軽快な外観を生み出していました。素材はガラス、天然木、石、鉄などが用いられ、未来的な表現と素材の美しさが融合した建築でした。館内では現代木彫作品なども展示され、芸術性の高い内容となっていました。チェコスロバキアは1967年モントリオール万博でも高い人気を得ており、1970年の大阪でも独創的な展示と建築で来場者の注目を集めました。敷地面積7270㎡、建築面積2518㎡、施工管理は大成建設が担当しました。
スロバキア共和国

ヨーロッパアカマツ

オーク

セイヨウシデ

セイヨウナシ