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カタール国 Qatar  

カタール館スタンプ
カタール館公式スタンプ
カタール館スタンプ
東ゲートから大屋根リングを左に、柱番号65付近
ぜひ見たいと思っていたパビリオンのひとつがカタール館です。隈研吾さんが手がけた建物ということもありますが、三角帆の木造帆船「ダウ船」のイメージが、木材の使い方にどう反映されているのかに興味がありました。 順番待ちの列に並んですぐに帆の中に入ることができ、太陽の強い光を避けることができました。建物の外壁はスギ材で覆われており、木材業界でいう「羽目板」が使われています。他のパビリオンとは異なり、非常に緻密に、まるで日本的な几帳面さで貼りつけられていました。
単に板を突き合わせていく「突きつけ」ではなく、「本実加工」と呼ばれる施工方法が使われており、これはオス実(凸側)とメス実(凹側)に分かれた板を組み合わせて固定する方法です。しかも使われているスギ材は、小節もない「無地材」。かなり厳選された材料であることがわかります。施工後に塗装されたように見えました。
スギの貼り方にも変化があり、塗装も単色ではなく微妙に異なる色合いが施されていて、全体としてのデザインがとてもすばらしいと感じました。建物の外壁としては相当の費用がかかったのではないかと思われます。
なお、鉄骨の継ぎ目などはあえて露出させていますが、この方がコストを抑えられるうえ、全体の見た目のバランスとしても、むしろ好印象を与える仕上がりになっていると感じました。
関西万博カタール館
館全体をテントで覆っている
関西万博カタール館
誇らしげな館名板
関西万博カタール館
一部はテントから外れている
関西万博カタール館
落ち着いた館名サイン
関西万博カタール館
変化をたせたデザイン
関西万博カタール館
鉄骨のジョイント部
関西万博カタール館
木材と鉄骨とがデザイン的にも合っている
関西万博カタール館
ほぼ節無しの高級材
関西万博カタール館
テントがあるので雨や陽ざし除けになる
関西万博カタール館
丁寧に貼り付けてある
関西万博カタール館
入口の上部
関西万博カタール館
最奥部
関西万博カタール館
柱と杉板壁の空間が面白い
関西万博カタール館
ジョイント部
関西万博カタール館
微妙に色差があるのは木材の個体差か塗装の差かは不明
関西万博カタール館
鉄骨のジョイントぶも見えるようにしている
関西万博カタール館
街並みの模型展示
関西万博カタール館
物販ショップ

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