forest for water conservation 樹水及び地表植生などにより降雨、融雪水の地下浸透を助長し、貯留水を徐々に流出させる森林の理水機能(洪水ピークの平準化、渇水の暖和)の維持増進を図り、洪水の防止及び水資源の確保に資するための森林のこと。河水を利用する農業用水、水力発電、飲料水などの水利事業には特に重要な森林である。
ink pot 日本独特の大工用道具。壺糸と、それを巻き上げる糸車、墨を含ませた壺綿を仕込む墨池、軽子(かるこ)などから構成され独特の形をしている。ケヤキやクワで作られているが、プラスチックもある。
使い方は独特で木材のある点に軽子を差すために、壺糸を墨を染み込ませながら繰り出し、線を引きたい場所で止めて、糸をつまみ上げで離すと木材に当たり、その時に直線の墨つく。糸の弾力性を利用することで、材に多少の起状があっても正確に直線を引くことができる。
熟練の大工はこれで曲がった線も引くことができる。大工、石工、板金、土工などの職人も使う。