base wood 1.色を塗る前の白木のままの木。木工用の素材の総称。什器類に木材を使う場合、原木から所用の形に加工したもの。2.塗りを施さない白木のままのこと。棚、器、板、炉縁などにおいて、塗を施さずに白木のまま使用するもの。杢目、色、肌合いなどを生かすために、鉋掛けや砂摺などで仕上げたものを、一般に「木地仕上げ」という
kick back はね返りのこと。丸鋸切断で切り捨て部分が手前にはじき返されること。木材を丸ノコで切断中に、材料が丸ノコを挟んで、ノコ刃の回転のために、丸ノコが手元に急激に戻ること。非常に危険な現象である。一般の人が丸ノコを使うことをお勧めはできないが、どうしても使う場合は、丸ノコがキックバックするような位置には絶対に手を置いてはならない
strength of wood 木材の持ちこたえられる限度のこと。この限度の荷重を材の単位面積当りの大きさで表わしたものにkg㎡またはkgm㎡を単位としたものがある。木材の破壊には圧縮、引張り、剪(せん)断、曲げ、捩(ねじ)れ、割れ、潰(つぶ)れ等である。これらのうち最も基本的で単純なものは圧縮、引張り、剪断の三つである。木材は普通まず圧縮で繊維がつぶされ、つぎに引張りで切れるというこわれ方が多い。割れは木材の横方向(板目、柾(まさ)目に曲げの力と引張りの力と両方が複雑に作用した場合である。木材の一般的な強さを比較するには、この圧縮と引張りと剪断の強さを比べなければならない。普通の木材では、圧縮で300~500kgc㎡のものが多く、小さい(弱い)ものでは(キリ)などがあり、大きい(強い)ものでは(カシ、イスノキ)などがある。
京都議定書 (きょうとぎていしょ)
1997年、京都で行われた、国連気候変動枠組み条約の締約国会議(COP3:Conference of Parties)が開催され、この会議で採択されたのが、「京都議定書」という国際条約です。
議定書では参加している先進国全体に対して「温室効果ガスを2008年から2012年の間に、1990年比で約5%削減すること」とし、国ごとにも温室効果ガス排出量の削減目標を定めています。EUは8%、アメリカ合衆国は7%、日本は6%の削減を決めました。(途上国には削減義務を求めていません)
「吸収源」として森林で吸収される炭素をカウントすることが認められています。また、削減目標を達成できなかった国には、罰則が適用されます。
日本では6%の内3.9%分を国内の森林吸収により確保することを目標としています。