long tenon ほぞの長さが長いもの。棟上げの時、長ほぞを利用した柱と桁の組み合わせは、筋交いを付けないでも揺れが少ないといいます。
仲間仕入 (なかましいれ)
group buying 同一地域での同一仲間、同業者からの買入れ。
長丸太 (ながまるた)
long log 電柱材のような長いまま用いる丸太。
中目 (なかめ)
中丸太の俗称。
中目材 (なかめざい)
middle class log 中丸太と同義との説もあるが、中丸太のうち比較的大きな24cm前後の直径の丸太をさす。あるいは末口(梢側、小さい径の方)がが20~28cmの丸太というのが一般的。戦後植林されたスギ、ヒノキで、この径級の材は現在のところ需要が少ない。国内の林業の将来を考えるならば、この中目材のより多くの需要や付加価値を考えないといけない。小丸太、大丸太に対する語。
fire-retarding chemical 木材に耐火性を加えて難燃化する化学薬品のことで、材料の着火、火災伝播、発熱、発煙性などを抑制し、阻止する薬剤。木材が燃焼する危険温度は260℃で、木材防火の基準温度としている。350℃~450℃で自然着火する。難燃剤は木材の温度上昇を抑制する機能を持っており、アンモニウム塩、塩化パラフィン、有機リン化合物、リン酸塩、ホスホリルクロリドなどが用いられる。
南部赤松 (なんぶあかまつ)
Nanbu red pine 岩手県の木に選定されている。
南洋材 (なんようざい)
south sea timber : tropical wood 林野庁では、マレーシア、インドネシア、フィリピン、シンガポール、ブルネイ、パプアニューギニア、ソロモン諸島、の7ヵ国から輸入された丸太及び製材品をさしていて、オーストラリア材、ニュージーランド材は南洋材とは言わない。樹種ではフィリピン産のラワン類、インドネシアのメンランティ、マレーシアのアピトン、カプールなど。タイ、ビルマ等からのチーク、紫檀、黒檀などの唐木銘木類も含まれる場合もある。針葉樹ではアガチスがその代表的なものである