Ⅱ class autholized architecter and builder 国家試験の一つ。建築基準法に基づいて都道府県知事が行う2級建築士試験に合格し、知事の免許を受けた者。建築物の設計、工事監理、工事の指導監督、建築物の調査、鑑定などの業務または代行をする。「木造建築物の場合、延べ面積が1000m2までのもの」など、建物の規模と構造で業務の範囲が決められている。
Japanese Agricultural Standard(JAS) 農林物資規格法(昭和25年法律175号)に基づいて農林大臣が指定した農林物資の規格をいい、JASの略称が使われている。木材関係では、「素材の日本農林規格」「製材の日本農林規格」をはじめ、「薄板」「合板」「床板」「建具材」「枕木」「きり材」「押角」「集成材」「坑木」「耳付き材」「くい丸太」「鋼船用木材」「木造船用材」「電柱用素材」「腕木」「木箱」などが制定されている。
日本緑化センター (にっぽんりょっかせんたー)
Japan Afforestation Center 国土緑化の円滑な推進をはかる目的で、昭和48年9月10日に設立された団体。基金は民間資本5億5700万円、政府助成6億円をもって構成 51年4月 、緑化に関する総合的な調査研究、技術の開発、情報の収集と提供、緑化技術の普及と指導を行う。
Japanese Industrial Standard (JIS) 日本の鉱工業品や建築物その他の生産、流通、消費に関する基準として、各主務大臣が日本工業標準調査会にはかって定めた規格。なお日本の木材の規格には他に「JAS(日本農林規格)」「AQ(優良木質建材等認証)」がある。JISが関係するのはコンクリートやモルタル、窓ガラス、ボードや下地材、屋根材やエクステリア材、断熱材など様々な建築材料です。
New Zealand log ニュージーランドで生産され日本に輸入される木材。主にラジアータパイン、ポンデロッサパインが輸入されている。広葉樹のビーチやカウリなどは普通ニュージランド材と呼ばず、先の針葉樹のみをニュージ材という。一時期住宅用の梁に利用する米松の代用材として利用されたが、材が柔らかく、ボルトが締めきれないなどの問題があり、短期間に終わった。仮設材、土木材、包装材、パルプ材など用途としては格落ちしたところに用いられてきた。ただ近年は木材の加工技術の進歩によりムクのままドアに利用したり、特殊乾燥を2回行い、防腐剤を完全にしみこませ屋外での耐久性を40年まで延長させている事例も出て来ている。