proceeds-sharing forest system 森林における経営形態の一種である。土地と木を利用した一種の投資信託のような面があり、リスクもある。森林の土地の所有者、木を植える者、育て、手入れする者、森林の造成費用を負担する者の3者または2者が共同で森林の造成を行う契約を結び、その契約の対象となっている森林から販売された木の利益を一定の割合で分け合う制度。木を植えた時点に契約がされる分収造林と、木の成長や手入れ途上の森林を対象の分収育林とがある。
pre-cut system 在来の軸組み工法で柱、土台、梁、桁などの主要部材をあらかじめ工場内で加工しておき、必要に応じて現場で組み立てるやり方である。在来工法の継ぎ手、仕口はこれまで手加工で作られていたが、現在ではプレカット機械によって加工されることが多い。プレカット継ぎ手、仕口の強度性能は手加工のものに比べ1.2-2.0倍程度大きく、加工精度が良いので、初期剛性も高い。反面、接合部に遊びがないので、破壊性状はプレカットの方がもろい。