standing tree 土地に自然に生えている樹木のこと。その土地の地形や環境、林や森林の状況、立木の状態で伐採者はその木の性質や仕上がる木材の状態を把握できます。法律もあり「立木に関する法律」で規定されています。
法律上の樹木は土地の定着物で、土地とは別箇の不動産で、単独に物権の目的たり得るとされている。
立木価格 (りゅうぼくかかく)
stumpage value 立木のままの林木価格をいい、木材の市場価格から素材生産費、輸送経費などを差引いた逆算価格をいう。
Forestland Development Control System 民有林の開発行為の許可制度(森林法第10条の2)のこと。1ha以上の森林の開発行為が都道府県知事の許可対象となっており、森林の有する公益的機能を確保、土地の適正な利用を目的としている。周辺地域の保全、環境対策など一定の基準が達成されない場合は許可がおりない。
wood expectation value、expectation value of stumpage その森林から将来得られるものと期待される純収益の現在価。現在ある林分の伐期までに得られる全収入から伐期までの期間に要する保育費、造材費などの諸経費を差し引いた現在価。現在の立木を将来の収入に基づいて評価するから、現在の立木の年齢と伐期の年数が大きいほど不確実性が大きくなる。したがって林木期望価は壮齢林の評価には使われるが、幼齢林の評価にはあまり使われない。
林野 (りんや)
forest land and grazing land 森林と森林以外の草生地をいう。森林以外の土地で地目が他の地目区分に属さず、野草やかん木類が繁茂している土地とを合わせたもの。また、不動産登記法上の分類では山林と原野を加えたものに当たる。
林野行政 (りんやぎょうせい)
forest land administration 国または都道府県、市町村が国の政策および関係法規に基づいて森林および林業に関する事項について行う業務。
foerst age、stand age 森林の年齢のこと。人工林では、苗木を植栽した年度を1年生とし、以後、2年生、3年生と数え、会計年度(4月1日~翌年3月31日)を1年として計算する。天然林の場合は樹木の地上高20cmの位置で測った年輪の数を基礎とする。樹種の混交する異齢林は、人工林では平均林齢、天然林は平均樹齢で表します。