この小説の初出は1917年、文庫本におけるページ数は 11
- イチジク 3箇所
- いばら 3箇所
- ザクロ 1箇所
- バラ 1箇所
芥川龍之介の小説 「さまよえる猶太人」に出てくる樹木や木製品
この小説の初出は1917年、文庫本におけるページ数は11ページ
ページ |
元樹種 |
掲載樹種 |
掲載言葉 |
26 |
いばら |
荊棘の冠 |
或るものは、彼に荊棘の冠を頂いただかせた。 |
28 |
イチジク |
無花果 |
これは、後段に、無花果云々の記事が見えるのに徴しても、明である。 |
28 |
イチジク |
無花果や柘榴の実 |
船に積んだ無花果や柘榴の実と、そうしてその中に坐りながら、 |
28 |
ザクロ |
無花果や柘榴の実 |
船に積んだ無花果や柘榴の実と、そうしてその中に坐りながら、 |
28 |
果物 |
土産の果物 |
第一に、記録はその船が「土産の果物くさぐさを積」んでいた事を語っている。 |
28 |
杖 |
白い杖 |
手には白い杖を持っていた。 |
30 |
イチジク |
無花果 |
上人が積荷の無花果を水夫に分けて貰って、「 |
30 |
いばら |
荊棘の冠 |
額には荊棘の冠がのっている。 |
30 |
バラ |
薔薇の花 |
鞭の痕や切り創きずが、薔薇の花のように赤く残っている。 |
30 |
木匠 |
木匠の子 |
、「ナザレの木匠の子」の教を信じない、 |
31 |
磔柱 |
磔柱 |
「やがては、ゆるりと磔柱(はりき )にかって、 |
32 |
いばら |
荊棘の冠 |
彼のこの所作、やはり荊棘の冠をかぶらせるのと同様、 |