- ツバキ 5箇所
- ヨウジュ 4箇所
- ヤシ 4箇所
- ヨウジュ 4箇所
- ツバキ 1箇所
- ヤナギ 1箇所
- マツ 1箇所
- ボダイジュ 1箇所
- ヒノキ 1箇所
- サクラ 1箇所
- アカギ 1箇所
- アオギリ 1箇所
芥川竜之介の小説「俊寛 」に出てくる樹木や木製品
この小説の初出は1987年、文庫本におけるページ数は27ページ
ページ |
元樹種 |
掲載樹種 |
掲載言葉 |
181 |
ヒノキ |
檜皮葺 |
檜皮葺きではないぞ |
181 |
梢 |
梢 |
梢から垂れた榕樹の枝に |
181 |
ヨウジュ |
榕樹 |
梢から垂れた榕樹の枝に |
181 |
枝 |
枝 |
梢から垂れた榕樹の枝に |
181 |
葉 |
葉 |
肉の厚い葉が光っている |
181 |
木 |
木 |
その木の間に点々と |
183 |
ヨウジュ |
榕樹 |
これは丁度榕樹の陰に |
185 |
ヨウジュ |
榕樹 |
御主人は榕樹の陰に |
185 |
ツバキ |
椿 |
椿の油を燃やした光も |
185 |
アカギ |
あかぎ |
琉球赤城とかの細工だそうです |
186 |
アオギリ |
梧桐 |
臭梧桐と云うものじゃぞ |
186 |
ボダイジュ |
畢波羅樹 Pippala |
畢波羅樹(ひつぱら)下に坐っていられたら |
187 |
葉 |
葉 |
芭蕉の葉の扇を御手にしたまま |
187 |
御屋形 |
御屋形 |
京極の御屋形や |
189 |
黒木 |
黒木 |
後の黒木の柱に |
189 |
柱 |
柱 |
後の黒木の柱に |
189 |
屋形 |
屋形 |
屋形や山荘もおれの物ではない |
193 |
屋形 |
屋形 |
丁度あの頃あの屋形には |
195 |
マツ |
松 |
姿の好い松が沢山あったが |
195 |
卒塔婆 |
卒塔婆 |
千本の卒塔婆を拵えた上 |
195 |
卒塔婆 |
卒塔婆 |
その卒塔婆が、熊野にも一本、厳島にも一本 |
196 |
ヨウジュ |
榕樹 |
さっき榕樹の梢に |
196 |
梢 |
梢 |
さっき榕樹の梢に |
198 |
木々 |
木々 |
木々を煽った拍子に |
198 |
ツバキ |
つばきの葉 |
椿の葉が二枚こぼれて来た |
198 |
ツバキ |
つばきの葉 |
その椿の葉には二枚とも |
198 |
ツバキ |
つばきの葉 |
椿の葉を何枚も拾って来てやった |
199 |
ツバキ |
椿 |
たとえば谷間の椿を見ると |
199 |
サクラ |
桜 |
この島には桜も咲かないと云う |
202 |
木偶ノ坊 |
木偶の坊 |
何一つ知らぬ木偶の坊じゃ |
207 |
ヤナギ |
柳 |
みどりの糸・・・啼く この歌の話は十訓抄第四「花園大臣家の侍の青柳の歌十四」に出ている |