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小説と木
  1. ボダイジュ 3箇所
  2. ナシ 1箇所
  3. ヤナギ 1箇所

芥川竜之介の小説「枯野抄」に出てくる樹木や木製品

この小説の初出は1918年、文庫本におけるページ数は13ページ
ページ 元樹種 掲載樹種 掲載言葉
90 ヤナギ 葉をふるつた柳の梢を 幸、葉をふるつた柳の梢を、煙らせる程の雨もなく、やがて曇りながらもうす明い、
90 葉をふるつた柳の梢を 幸、葉をふるつた柳の梢を、煙らせる程の雨もなく、やがて曇りながらもうす明い、
90 葉をふるつた柳の梢を 幸、葉をふるつた柳の梢を、煙らせる程の雨もなく、やがて曇りながらもうす明い、
91 ボダイジュ 菩提樹の珠数 法師じみた丈艸が、手くびに菩提樹の珠数をかけて、端然と控へていたが、
91 珠数 菩提樹の珠数 法師じみた丈艸が、手くびに菩提樹の珠数をかけて、端然と控へていたが、
92 楊子 羽根楊子 一椀の水と一本の羽根楊子とは、既にこの老僕が、用意して置いた所である。
93 楊子 羽根楊子 彼は慌しく視線を側へ外らせると、さり気なく羽根楊子をとりあげて、
94 楊子 羽根楊子 そうしてその羽根楊子へ湯呑の水をひたしながら、厚い膝をにじらせて、
95 楊子 羽根楊子 其角に次いで羽根楊子をとり上げたのは、さつき木節が相図をした時から、
96 楊子 羽根楊子 だから去来は羽根楊子をとり上げると、妙に体中が固くなつて、
97 楊子 羽根楊子 おづおづ席に復すると、羽根楊子はその後にいた丈艸(じょうそう)の手へわたされた。
98 ボダイジュ 菩提樹の念珠 その惻々として悲しい声の中に、菩提樹の念珠を手頸にかけた丈艸は、
98 念珠 菩提樹の念珠 その惻々として悲しい声の中に、菩提樹の念珠を手頸にかけた丈艸は、
100 楊子 羽根楊子 その時羽根楊子の白い先を、将(まさ)にその唇へ当てようとしていた惟然坊は、
101 ナシ 梨の実 忘れもしない初時雨の日に、自ら好んだ梨の実さえ、
102 ボダイジュ 菩提樹の念珠 彼はこの恍惚たる悲しい喜びの中に、菩提樹の念珠をつまぐりながら、
102 念珠 菩提樹の念珠 彼はこの恍惚たる悲しい喜びの中に、菩提樹の念珠をつまぐりながら、
  1. あばばばば
  2. お富の貞操
  3. 或日の大石内蔵之
  4. 一塊の土
  5. 開化の殺人
  6. 開化の良人
  7. 戯作三昧
  8. 枯野抄
  9. 年末の一日
  10. 舞踏会
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