- ヒノキ 3箇所
- マツ 2箇所
- ヤナギ 1箇所
- ミカン 1箇所
- ブドウ 1箇所
- ハゼ 1箇所
- ツル 1箇所
- タチバナ 1箇所
- カキ 1箇所
芥川竜之介の小説「芋粥 」に出てくる樹木や木製品
この小説の初出は1916年、文庫本におけるページ数は24ページ
ページ |
元樹種 |
掲載樹種 |
掲載言葉 |
38 |
タチバナ |
橘 |
橘、串柿などの類である |
38 |
カキ |
串柿 |
橘、串柿などの類である |
39 |
椀 |
椀 |
椀と利仁とを、見比べていた事であろう |
40 |
ミカン |
橙黄橘紅 |
橙黄橘紅を盛った |
41 |
椀 |
椀 |
黒塗の椀を見つめて |
41 |
立枯 |
立枯 |
水の辺に立枯れて |
42 |
ヤナギ |
柳 |
川に臨んだ背の低い柳は |
42 |
葉 |
葉 |
葉のない枝に飴の如く |
42 |
枝 |
枝 |
葉のない枝に飴の如く |
42 |
梢 |
梢 |
梢にいる鶺鴒の |
43 |
ハゼ |
櫨ノキ |
とげとげしい櫨の梢が |
43 |
梢 |
梢 |
とげとげしい櫨の梢が |
45 |
ブドウ |
ぶどう |
野葡萄か何かの蔓が |
45 |
ツル |
つる |
野葡萄か何かの蔓が |
45 |
灌木 |
灌木 |
灌木の一むらに |
46 |
葉 |
落葉 |
落葉のような色をした |
46 |
木 |
木 |
木の根石くれの嫌いなく |
46 |
根石 |
根石 |
木の根石くれの嫌いなく |
48 |
マツ |
松 |
松の樹の間には |
48 |
樹 |
樹 |
松の樹の間には |
48 |
マツ |
松 |
松の間を |
48 |
ヒノキ |
檜皮色 |
檜皮色の水干を着た |
50 |
木 |
木の葉 |
木の葉、石、野火の煙のにおい |
50 |
長櫃 |
長櫃 |
長櫃に起こしてある |
52 |
ヒノキ |
檜皮葺 |
檜皮葺の軒先へ |
52 |
杭 |
杭 |
新しく打ったらしい杭の上に |
52 |
白木 |
白木 |
新しい白木の桶に |
55 |
ヒノキ |
檜皮葺 |
檜皮葺の軒には |