43 |
羽子板 |
羽子板 |
蠅たたきだって、羽子板のかわりくらいにはなるかも知れないわ。 |
131 |
薪 |
薪 |
。ストーヴの傍の木箱から薪を取り出し、二、三本ストーヴにくべる。 |
131 |
木箱 |
木箱 |
ストーヴの傍の木箱から薪を取り出し、二、三本ストーヴにくべる。 |
142 |
障子 |
障子 |
下手の障子をあけて、あさ、睦子登場。睦子はすぐ数枝のほうに走って行き、 |
142 |
障子 |
障子 |
上手の障子をあけて、台所に降りて障子をしめ、あとは声のみ |
143 |
障子 |
障子 |
台所にて何かごとごと仕事をしていながら、やはり障子の蔭から声のみ |
144 |
障子 |
障子の蔭 |
(やはり障子の蔭から)ええ、まだ少しございますでしょう。 |
148 |
モモ |
桃の莟 |
小川は囁き、桃の莟(つぼみ)ゆるむ、という唱歌をうたって。 |
148 |
モモ |
桃の莟う |
ゆるむじゃないわよ。桃の莟うるむ。潤(うる)むだったわ。 |
148 |
行李 |
行李 |
私があなたの行李を背負って、 |
148 |
莟 |
桃の莟 |
小川は囁き、桃の莟(つぼみ)ゆるむ、という唱歌をうたって。 |
158 |
襖 |
襖 |
突然、うしろ手で背後の襖をあける。 |
158 |
襖 |
襖 |
襖の外は階段の上り口。 |
159 |
襖 |
襖の蔭 |
お母さんは、あの襖の蔭で泣いていらした。 |
160 |
床の間 |
床の間 |
正面は堂々たる床の間だが |
161 |
キリ |
桐の火鉢 |
病床の手前には桐の火鉢が二つ。 |
161 |
襖 |
襖 |
下手は襖。 |
161 |
障子 |
障子 |
あさは、障子のほうを頭にして仰向に寝ている。 |
161 |
頬杖 |
頬杖 |
数枝、万年筆を置いて、机に頬杖をつき障子をぼんやり眺め、 |
163 |
リンゴ |
林檎でも |
林檎でもむきましょうか。 |
169 |
ナシ |
桃や梨や林檎 |
気の合った友だちばかりで田畑を耕して、桃や梨や林檎の木を植えて、 |
169 |
モモ |
桃や梨や林檎 |
気の合った友だちばかりで田畑を耕して、桃や梨や林檎の木を植えて、 |
169 |
リンゴ |
桃や梨や林檎 |
気の合った友だちばかりで田畑を耕して、桃や梨や林檎の木を植えて、 |
169 |
桃源境 |
桃源境みたいな |
支那の桃源境みたいなものを作ってみる事じゃないかと思うの。 |