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小説と木
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太宰治の小説「洋之助の気焔」に出てくる樹木や木製品

この小説の初出は 1934年、文庫本におけるページ数は 22ページ
ページ 元樹種 掲載樹種 掲載言葉
347 スギ 杉の並木道 杉の並木道にさしかかった。
347 並木道 杉の並木道 杉の並木道にさしかかった。
348 下駄 塗り下駄 たぶん塗り下駄をはいているらしい足音をきいた。
349 スギ 杉並木 この杉並木はもうすこし半町ほどつづき、
349 ツバキ 椿の花 帯にちらばっている大きな椿の花。
349 並木 杉並木 この杉並木はもうすこし半町ほどつづき、
350 木のかげで 主人が鉢植えの枯れかけた木のかげで、
351 カラマツ 落葉松の並木路 左手の落葉松の並木路にはいれば、木の茂った丘にぬけ出る。
351 カラマツ 落葉松の森 つまり躊躇せずに、落葉松の森のなかにはいって行った。
351 下枝 木の下枝 木の下枝をくぐりぬける必要から絶えずうつむいて歩いていた。
351 落葉松の森 つまり躊躇せずに、落葉松の森のなかにはいって行った。
351 並木路 落葉松の並木路 左手の落葉松の並木路にはいれば、木の茂った丘にぬけ出る。
351 木の茂 左手の落葉松の並木路にはいれば、木の茂った丘にぬけ出る。
351 木の下枝 木の下枝をくぐりぬける必要から絶えずうつむいて歩いていた。
352 カラマツ 落葉松の並木 落葉松の並木がつきて、私たちは樹木でとりかこまれた十坪ほどの原っぱへ出た。
352 樹木 樹木 落葉松の並木がつきて、私たちは樹木でとりかこまれた十坪ほどの原っぱへ出た。
352 並木 落葉松の並木 落葉松の並木がつきて、私たちは樹木でとりかこまれた十坪ほどの原っぱへ出た。
356 クヌギ ここは杉の林で、ところどころに櫟や楢の古木がまじり、
356 スギ 杉の林 ここは杉の林で、ところどころに櫟や楢の古木がまじり、
356 スギ 杉林 「森林」という単語の出るこどに私は窓外に見えるその黒い杉林を眺めたのである。
356 スギ 杉林 杉林のなかは、思いのほかじめじめしていて、
356 ナラ 楢の古木 ここは杉の林で、ところどころに櫟や楢の古木がまじり、
356 古木 楢の古木 ここは杉の林で、ところどころに櫟や楢の古木がまじり、
356 植林 植林政策 私が教室で植林政策を習っているときなど、
356 森林 森林 「森林」という単語の出るこどに私は窓外に見えるその黒い杉林を眺めたのである。
356 木立 木立 草原から奥まったところの木立のなかへ駆けて行った。
356 落葉 腐った落葉 私の靴は、腐った落葉のなかへずぶすぶと沈み、
356 杉の林 ここは杉の林で、ところどころに櫟や楢の古木がまじり、
358 カラマツ 落葉松の並木 落葉松の並木の方角から、だしぬけに出て来て、
358 スギ 杉林 そう言ってさっさと杉林から出て行った。
358 スギ 杉の幹 ふとい杉の幹のかげに自分のからだをかくし、
358 果実 果実 鶏卵大の青い果実が載せてあった。
358 杉の幹 ふとい杉の幹のかげに自分のからだをかくし、
358 並木 落葉松の並木 落葉松の並木の方角から、だしぬけに出て来て、
358 木だま 木だま 笑い声が木だまして私は本心を裏切られたように思って、
358 木だま 木だま 木だまは前よりも大きく笑った。
358 もとの林のなかへ駆けこんだ。
360 スギ 杉林 杉林を抜け出るとき、
360 果実 果実 おとなしくその果実を暗い木かげへ投げ捨てた。
360 木かげ 暗い木かげ おとなしくその果実を暗い木かげへ投げ捨てた。
360 女はそろそろと林の奥へ行っているのだ。
361 ナラ 楢の木 女は楢の木の下の窪地に座り、
361 木立 霧のふかい木立 霧のふかい木立のなかをぼそぼそ歩いている女の後ろ姿が気の毒であった。
361 林の出口 私は林の出口でぐずぐずしていたが、
362 スギ 杉林 私はずんずん杉林の奥へすすんだ。
362 スギ 杉林 杉林のなかに霧が立ちこめ、木立の隙間をもれる鈍い月光が刷毛描きの縞模様となって
362 スギ 杉林いっぱいに 拡がりのある杉林いっぱいにその縞の交錯が充ちていた。
362 スギ 杉林 深くうなだれたまま杉林の奥へとすすみながら、
362 森のなか 私たちは森のなかを歩きまわり、
362 森のなか さきほどまで森のなかで私はこうもしたっけ
362 木立 木立の隙間 杉林のなかに霧が立ちこめ、木立の隙間をもれる鈍い月光が刷毛描きの縞模様となって
364 バラ 薔薇の花びら 私の歩く道には薔薇の花びらがまちちらされ、
364 花びら 薔薇の花びら 私の歩く道には薔薇の花びらがまちちらされ、
364 森のなか その森のなかの一夜の経験によって、
366 森のなか かつてり私が森のなかでシンとのいきさつがあったときの夜に似ていた。
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