- サルスベリ 4箇所
- ツツジ 3箇所
- ウメ 3箇所
- スギ 2箇所
- モモ 1箇所
- ナンテン 1箇所
- シュロ 1箇所
- クワ 1箇所
太宰治の小説「彼は昔の彼ならず」に出てくる樹木や木製品
この小説の初出は 1988年、文庫本におけるページ数は 45ページ
ページ |
元樹種 |
掲載樹種 |
掲載言葉 |
217 |
木柵 |
木柵 |
屋上庭園の木柵によりかかり |
217 |
モモ |
桃 |
桃の湯という |
218 |
葉 |
葉 |
ばさと葉をひろげている |
218 |
樹木 |
樹木 |
きたならしい樹木が |
218 |
シュロ |
シュロ |
棕梠である |
218 |
樹木 |
樹木 |
あの樹木に覆われている |
218 |
林 |
林 |
小さな黒い林が |
218 |
スギ |
杉 |
杉の林だ |
219 |
ウメ |
紅梅 |
ぼんやり赤いだろう。紅梅が二本あるのだ |
219 |
蕾 |
蕾 |
蕾がふくらみはじめたにちがいない |
219 |
サルスベリ |
百日紅 |
かなりの大きさの百日紅もあれば |
219 |
ツツジ |
躑躅 |
霧島躑躅が五株ほどもある |
219 |
ナンテン |
南天燭(漢名) |
玄関の傍に南天燭を植えてやった |
220 |
ツツジ |
霧島つつじ |
裏庭の霧島躑躅がようやく若芽を出しかけていた頃であった |
224 |
クワ |
桑 |
桑の小奇麗な茶箪笥とが |
225 |
枝折戸 |
枝折戸 |
枝折戸から庭のほうへまわり |
225 |
サルスベリ |
百日紅 |
百日紅の幹が夕日に赤くそまりはじめたころろ |
235 |
ウメ |
紅梅 |
庭の紅梅の粒々の蕾は |
237 |
サルスベリ |
百日紅 |
百日紅の幹だけが |
238 |
ツツジ |
霧島つつじ |
霧島躑躅の花は |
238 |
ウメ |
紅梅 |
紅梅は散ってしまっていて |
238 |
サルスベリ |
百日紅 |
百日紅の木々の股から |
258 |
スギ |
杉 |
杉林のほうへ |
259 |
棒杙 |
棒杙 |
棒杙や |
262 |
木 |
木の葉 |
木の葉をちぎりとったり |