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小説と木
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  9. エノキ 1箇所

夏目漱石の小説 「硝子戸の中」に出てくる樹木や木製品

この小説の初出は1915年、文庫本におけるページ数は111ページ
ページ 元樹種 掲載樹種 掲載言葉
5 ウメ 赤い実の結(な)った梅もどきの枝だの、
5 電信柱 電信柱 、無遠慮に直立した電信柱だのがすぐ眼につくが、
5 赤い実 赤い実の結(な)った梅もどきの枝だの、
9 木立 木立 彼が私を庭の 木立 ( こだち ) の前に立たして
13 樹の根 彼らはしきりに樹の根を掘って用もないのに
15 立木 立木 彼は立木の根方に据えつけた石の手水鉢の中に
15 根方 彼は立木の根方に据えつけた石の手水鉢の中に
15 植木屋 植木屋 引越した当時植木屋に命じて今の位置に移させた
15 樹の根 彼らはしきりに樹の根を掘って用もないのに
17 白木 白木 白木の小さい墓標を買って来さして
17 エノキ 古い 榎 ( えのき ) が一本立っているのが、
18 カシワ 三つ柏 三つ柏の紋のついた派手な色の縮細の羽織の
19 キリ 彼女は自分の前に置かれた桐の手培りの灰を、
20 木像 木像 私は寧(むし)ろ木像のようにじっとしているだけであった。
27 樹の枝 往来へ塀越に差し出た樹の枝から
27 黄色に染まった小さい葉が
27 樹の枝 往来へ塀越に差し出た樹の枝から
29 リンゴ 林檎 o は 昔し 林檎の ように 赤い 頰と
40 ウメ 壁を願しつけるような~勢で立っている梅の古木の根方が、
40 古木 古木 壁を願しつけるような~勢で立っている梅の古木の根方が、
42 切組 切組 どれが切組にしてある柱かまるで分らなくなっていた。
42 私の家では柱を切り組にして、
42 どれが切組にしてある柱かまるで分らなくなっていた。
56 棒屋 棒屋(樫製品のお店) この外(ほか)には棒屋が一軒あった。
57 木枯 木枯 霧の多い秋から木枯(こがらし)の吹く冬へかけて、
59 陰森 陰森 昼でも陰森として、
59 チャ 茶畠 どうしても人家のない茶畠とか、
59 大木 大木 あの土手の上に一抱えも一二抱えもあろうという大木が、
60 冬木 「半鐘と並んで高き冬木哉」
68 マツ 或いはこの松の事ではなかったろうかと考えつつ
68 マツ 松三本 昔し「影参差(68)松三本の月夜かな」と泳ったのは、
68 三本の松は、見る影もなく枝を刈り込まれて、
68 マツ 三本の松 三本の松は、見る影もなく枝を刈り込まれて、
68 庭木 庭木 その中に庭木が少し植えてあった。
68 チャ 茶畠 私は根来の茶畠と竹藪を一目眺めたかった
71 松ノ内 松の内 . 私はその淋しい春の松の内に、
72 自然木 自然木(じねんぼく)の柄を伝わって、
76 キリ 彼らは夜になると、玄関に桐の机を並べて、
77 スギ 一本杉 「じゃ益さん、野中(のなか)の一本杉をやって御覧よ」と誰かが云い出す。
77 スギ 一本杉 野中の一本杉の所まで参りますと.
77 スギ 一本杉 私はとうとう益さんの野中の一本杉というものを聴かず
102 ウメ 梅の古木 庭には、由しけた梅の古木が斜めに井桁の上に突き出たりして、
102 縁側 縁側 それから高座の後が縁側で、
102 古木 梅の古木 庭には、由しけた梅の古木が斜めに井桁の上に突き出たりして、
102 井桁 井桁 庭には、由しけた梅の古木が斜めに井桁の上に突き出たりして、
102 格子 帳場格子 帳場格子のうちにいる連中は
102 格子 帳場格子 高座の右側には帳場格子のような仕切を
103 梅の樹 庭の梅の樹に鶯が
103 ウメ 梅の樹 庭の梅の樹に鶯が
110 サクラ 桜だか梅 紅絹裏を付けたその着物の表には、桜だか梅だかが
110 ウメ 桜だか梅 紅絹裏を付けたその着物の表には、桜だか梅だかが
113 植木屋 植木屋 すると植木屋が物置の中で
114 庭木 庭木 庭木の中で鶯が
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  3. 吾輩は猫である
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  5. 草枕
  6. 文鳥
  7. 夢十夜
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  10. ケーベル先生
  11. 変な音
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  13. 坊ちゃん
  14. 三四郎
  15. 二百十日
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  19. 倫敦塔
  20. カーライル博物館
  21. 幻影の盾
  22. 琴のそら音
  23. 一夜
  24. 琴のそら音
  25. 薤露行
  26. 趣味の遺伝

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