木のまめ知識
1.国旗に木関係がデザインされている国は
2.良い木材はつくれるの
3.世界一高い木は
4.世界最大の飛行機は木製
5.「木へん」の文字はどのくらいあるの
6.木棺にはどんな木がつかわれているの
7.木材を海水に保管するのは何のため ?
8.なぜ合板は奇数枚なのか?
9.集成材 強度、価格、欠点、その他
10.乾燥と割れ
11.芯持ち材
12.乾燥材
13.強度が弱くなるのに背割りをするのは?
14.香りのモトはなあに
15.木の世界の生存競争
16.高い木はひのき、安い木も桧
17.古くなるほど強くなる木.ひのき
18.古くなるほどおしゃれ...ひのき
19.楢と樫 ナラの木とカシの木は同じなの
20.腐るということなぜ木は腐るのか
21.木材の使い方
22.屋外で使うことが可能な木材
23.日本とアメリカの建築材の違い
24.日本とアメリカの大工さんの違い
25.木材は太陽エネルギーの貯蔵庫
26.重い=強いって正しいのかな
27.目的にあった良い木材を生産するには
28.森林浴するなら針葉樹林か広葉樹林?
29.自然はどんな手順で森林をつくるの?
30.天然林と人工林
31.世界には何種類の木があるの?
32.山の木と水って関係あるの
33.山から伐採された木はどこへ
34.古代人に人気の木
35.10月8日と木との関係
36.注目の木製サッシ
37.桐の木は燃えるが桐タンスは燃えない
38.ビルの水瓶
39.保安林はどんな働きをしているの?
40.木材を使う理由
41.長寿の木が大木になるのはどうして
42.木は死ぬとどこへ
43.木の最大の敵はツル
44木はなぜ乾燥させて使うの
45.紙になる木はなあに
46.県を代表する木があるの
47.世界中で木は何本あるの?
 

世界最大の飛行機として知られる「スプルースグース」(Hughes H-4 Hercules)は、第二次世界大戦中にアメリカ軍向けの巨大輸送機として設計されました。金属不足のため、主要な構造材としてスプルース(米国産の針葉樹)やバルサ材などの木材が使用されました。この飛行機の製作には1942年から1947年までの長い期間と、当時の価値で2,300万ドル以上という莫大な費用がかかりました。設計・製作を指揮したのは有名な発明家であり実業家のハワード・ヒューズで、彼はH-4に対して非常に強い情熱を注ぎました。

H-4は1947年11月2日にカリフォルニア州ロングビーチでわずか1回だけ飛行し、約1.6キロメートルを21メートルの高度で飛行しました。この短い26秒の飛行にもかかわらず、実際に飛行可能であることが証明されました。全長67メートル、翼幅98メートルのH-4は、2019年にStratolaunch(翼幅約117メートルを持ち、空中からロケットを発射するために設計された世界最大の航空機)が登場するまで、世界最大の翼幅を持つ飛行機としての記録を保持していました。

現在、この飛行機はアメリカ・オレゴン州マクミンヴィルのエバーグリーン航空博物館に展示されています。訪問者はその巨大な機体の中を見学でき、木材を使用した航空機というユニークな歴史的遺産を体感できます。15分24ドルで、1回あたり4名限定です。スプルースグースは、木材が航空機製造に使用された驚くべき証拠であり、ハワード・ヒューズの強い意志と情熱の象徴でもあります。

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