日本の建築材とアメリカ・カナダの建築材の違い
ツーバイフォー、ツーバイシックスなどのアメリカ、カナダの建築材は、 基本的に釘で打つことを前提にしています。また寸法を一定にして施工が 簡単にいくよう、プレナーを掛け、材によっては人工乾燥をし、作業する 時に怪我をしないように4方面取りもしています。
これらの考えの元にあるものは、一般の人でもできるように、材料費は高 くなっても人件費を削減できるようにと言うことです。
それに対し、日本の建築材は、釘は貴重品なので極力使わないように、 加工は難しくて人件費はかかっても良いから材料費を節約するように、 と言う江戸時代の考えのまま今日にいたっているのです。