世界で一番高い木はアメリカの約115メートルもあるハイペリオン。
世界で一番高い木は、アメリカ・カリフォルニア州のレッドウッド国立公園にある「ハイペリオン(Hyperion)」という名前のレッドウッド(セコイア)です。高さは約115.92メートル(379.7フィート)とされています。ハイペリオンは、2006年8月にアメリカの自然保護活動家であるクリス・アトキンス(Chris Atkins)とマイケル・テイラー(Michael Taylor)によって発見されました。彼らはカリフォルニア州のレッドウッド国立公園で高さの測定を行い、これが世界で最も高い木であることが確認されました。ハイペリオンは非常に保護されており、一般にはその正確な場所は公表されていません。過去に測定されたもので、最も高い木はギネスブックの記録によるとオーストラリア、ビクトリア州ワッツリバーにあつたマウンテンアッシュで1872年の測定では132.58メートルだった。もとは152.4メートルあつたというが確認できていない。
以下同様に
オーストラリア、ビクトリア州ソープデールの「コーンスウエイトのマウンテンアッシュ」 1880年測定 114.3メートル
ビクトリア州ボウボウにあるマウンテンアッシュ 1885年測定 143メートル
カナダ BC州 「リン.バレーのダクラスファー」 1902年の測定126.5メートル
米国 ワシントン州 「ザ.ミネラル.ダクラスファー」 1905年測定 119.7メートル
最近までで世界一高いものは米カリフォルニア州の保護区にあるレッドウッド(セコイアメスギ)で同地区のモントゴメリーの森にある。
1999年6月4日までに、同地区の森林警備隊員らの調査で分かった。4日付の地元紙サンタ・ロサ・プレス・デモクラッによると、王座に輝いたのは、サンフランシスコの北西約180キロのモンゴメリー保護区にあるセコイアメスギ。地名にちなんで「メンドシーノ・ツリー」と名付けられた。樹齢は600年から800年の間とみられる。
つい最近まで記録を保持してきた同州北部レッドウッド国立公園にある木が世界一だったが、吹雪などで折れて、約3メートル低くなり、今年3月に実施した調査で、逆転したことが判明。ギネスブックが同保護区のセコイアメスギを最も高い木と正式に認定した。