アオギリ |
温泉宿 |
75 |
青桐の葉 |
大きい青桐の葉を踏んだのだ。 |
アカシア |
山の音 |
281 |
アカシア |
アカシヤの並木が浮んでいた |
アカシア |
山の音 |
281 |
アカシア |
一本のアカシヤだけ |
アカシア |
山の音 |
283 |
アカシア |
アカシヤの並木が花の咲いている |
アカシア |
抒情歌 |
114 |
アカシアの香 |
アカシアの香と竹の香とはちがいます。腐った麻の香と腐ったラシャの香とはちがいます。 |
アカマツ |
眠れる美女 |
31 |
赤松 |
やさしい赤松の幹の |
あけび |
雪国 |
17 |
あけび |
あけびの新芽も間もなく食膳に見られなくなる。 |
アケビ |
雪国 |
123 |
あけび |
旦那、あけびの実を御存知ですか。 |
アケビ |
雪国 |
124 |
あけび |
島村はあけびの冷たい実を握ってみながら、 |
あじさい |
名人 |
83 |
あじさいが花の群で |
あじさいが花の群でふくらむように咲いていた。 |
あずまや |
温泉宿 |
51 |
あずまや |
谷川の中の島へ橋を架け、あずまやを建て、 |
あずまや |
温泉宿 |
51 |
あずまやの柱 |
お滝はあずまやの柱の傍に花火を見つけた。 |
アセビ |
古都 |
16 |
あしび |
あしびもつつましく白い花をつけていた |
アセビ |
波千鳥 |
236 |
あせび |
あせびの群落のなかに |
アセビ |
眠れる美女 |
52 |
あしび |
奈良のあしびの花 |
アンズ |
山の音 |
125 |
杏 |
白梅が杏子かなにかの花に見えた |
イチョウ |
みずうみ |
11 |
イチョウ |
その歩道のいちょう並木がちょっと |
イチョウ |
みずうみ |
74 |
イチョウ |
いちょう並木はかなり高く |
イチョウ |
みずうみ |
79 |
イチョウ |
坂道のいちょう並木のかげを |
イチョウ |
みずうみ |
83 |
イチョウ |
いちょうの並木は若葉でしょう |
イチョウ |
みずうみ |
84 |
イチョウ |
電車通にはいちょうの並木があって |
イチョウ |
みずうみ |
88 |
イチョウ |
並木のいちょうの葉には |
イチョウ |
みずうみ |
91 |
イチョウ |
明日はいちょうの並木をのぼって |
イチョウ |
みずうみ |
103 |
イチョウ |
銀平はいちょう並木のある坂道へ |
イチョウ |
みずうみ |
105 |
イチョウ |
いちょう並木の坂道をさまよったり |
イチョウ |
みずうみ |
105 |
イチョウ |
いちょうの若葉がたけだけしい |
イチョウ |
みずうみ |
123 |
イチョウ |
いちょう並木の坂道にも |
イチョウ |
みずうみ |
130 |
イチョウ |
逆のいちょう並木の坂道の |
イチョウ |
みずうみ |
130 |
イチョウ |
並木のいちょうの葉に雨の |
イチョウ |
みずうみ |
130 |
イチョウ |
このいちょう並木に |
イチョウ |
みずうみ |
131 |
イチョウ |
いちょう並木の坂道をのぼる |
イチョウ |
山の音 |
16 |
銀杏 |
八百屋で銀杏も買って帰った |
イチョウ |
山の音 |
16 |
銀杏 |
さざえと銀杏とを菊子に |
イチョウ |
山の音 |
17 |
銀杏 |
背で銀杏を叩き割りながら |
イチョウ |
山の音 |
17 |
銀杏 |
この銀杏は食べられませんわ |
イチョウ |
山の音 |
62 |
公孫樹 |
公孫樹がまた芽を出してますわ |
イチョウ |
山の音 |
62 |
公孫樹 |
いつも公孫樹の方を向いて |
イチョウ |
山の音 |
62 |
公孫樹 |
うしろの公孫樹の方へ廻していた |
イチョウ |
山の音 |
63 |
公孫樹 |
いつも公孫樹の方に背を |
イチョウ |
山の音 |
63 |
公孫樹 |
公孫樹に向って歩いて来る |
イチョウ |
山の音 |
63 |
公孫樹 |
菊子は公孫樹の方を見つづけていた |
イチョウ |
山の音 |
64 |
公孫樹 |
公孫樹はその境内に立っている |
イチョウ |
山の音 |
64 |
公孫樹 |
その公孫樹が颱風の一夜で |
イチョウ |
山の音 |
64 |
公孫樹 |
公孫樹と桜とだ |
イチョウ |
山の音 |
64 |
公孫樹 |
公孫樹と桜とだ |
イチョウ |
山の音 |
64 |
公孫樹 |
その公孫樹に向って |
イチョウ |
山の音 |
64 |
公孫樹 |
公孫樹はやはり |
イチョウ |
山の音 |
65 |
公孫樹 |
朝日は公孫樹のやはり |
イチョウ |
山の音 |
97 |
銀杏 |
描いてあるだろう、銀杏型の |
イチョウ |
山の音 |
222 |
公孫樹 |
岸近い公孫樹の木を背に |
イチョウ |
山の音 |
224 |
公孫樹 |
菊子は公孫樹の木蔭を |
ウメ |
波千鳥 |
204 |
紅梅 |
早咲きの紅梅の木が |
ウメ |
波千鳥 |
204 |
紅梅 |
早咲きの紅梅の木が |
ウメ |
山の音 |
89 |
梅 |
蘭に竹に梅に菊 |
ウメ |
山の音 |
125 |
紅梅 |
紅梅を信吾は緋桃のの花と見ちがえた |
ウメ |
山の音 |
125 |
梅 |
白梅が杏子かなにかの花に見えた |
ウメ |
山の音 |
125 |
紅梅 |
傘の形の紅梅を見に行った |
ウメ |
山の音 |
125 |
紅梅 |
紅梅の下から白いあひるが |
ウメ |
山の音 |
160 |
梅 |
よく梅が咲いてますわ |
ウメ |
山の音 |
160 |
梅 |
窓近くに、梅が多いが |
ウメ |
山の音 |
160 |
梅 |
今年の梅を見るのは |
ウメ |
雪国 |
131 |
梅の間 |
これから梅の間帰りによりますおやすみ」 |
ウメ |
雪国 |
148 |
梅 |
梅の間のお客様 |
ウメ |
抒情歌 |
106 |
紅梅 |
その床の間の紅梅に向かっての方が、 |
ウメ |
抒情歌 |
106 |
紅梅 |
私の目の前の早咲きの蕾を持つ紅梅に |
ウメ |
抒情歌 |
125 |
床の間の紅梅 |
してみれば私が床の間の紅梅をあなたと思い、 |
ウメ |
抒情歌 |
127 |
紅梅 |
今も私は蕾のふくらんだ紅梅を眺めながらじっと心を一つにこらして、 |
ウメ |
抒情歌 |
132 |
梅の花 |
水晶の数珠、藤の花、梅の花に雪が降っています。 |
ウメ |
抒情歌 |
132 |
梅の花 |
梅の花に雪が降っていますと言いましたらのと、 |
ウメ |
抒情歌 |
132 |
梅の花 |
梅の花に雪の降りたる、と、いみじう美しき乳児の苺食ひたる、 |
ウメ |
名人 |
122 |
梅の枝 |
梅の枝も松の葉も光っていた。 |
ウメ |
名人 |
156 |
梅も一二輪咲いて |
四日は庭の梅も一二輪咲いて、日曜日である。 |
ウルシ |
古都 |
190 |
うるし |
うるしどす |
ウルシ |
名人 |
12 |
漆の碁盤 |
いつだつたか、漆の碁盤を見たこちがありますよ。 |
ウルシ |
名人 |
12 |
漆 |
漆を塗ったのじゃない、心からすっかり漆で固めたので、 |
ウルシ |
名人 |
12 |
心からすっかり漆 |
漆を塗ったのじゃない、心からすっかり漆で固めたので、 |
ウルシ |
名人 |
12 |
箱も漆 |
碁笥やその箱も漆です。 |
オガ屑 |
古都 |
107 |
おがくず |
おがくずをつかう |
カキ |
伊豆の踊り子 |
17 |
柿 |
これで柿でもおあがりなさい |
カキ |
伊豆の踊り子 |
42 |
柿 |
柿は船酔いにいいくらいですからた食べられます |
カキ |
雪国 |
49 |
柿の木 |
道端の柿の木につかまった。 |
カキ |
雪国 |
51 |
柿の木 |
左には柿の木が隣家の壁沿いに立ち並んでいた。 |
カキ |
雪国 |
51 |
柿の木 |
柿の木の幹のように家も朽ち古びていた。雪の斑らな屋根は |
カキ |
雪国 |
88 |
柿の実 |
窓の外には、真赤に熟した柿の実に夕日があたって、 |
カキ |
雪国 |
118 |
柿の並木 |
隣家の白壁沿いの柿の並木に、高いハッテが組んであった。 |
カキ |
雪国 |
118 |
柿の木 |
つまり柿の木のハッテとは直角に、やはりハッテで、 |
カキ |
抒情歌 |
114 |
桃や柿やありの実 |
桃や柿やありの実も精霊、死んだ亡者も精霊、 |
カラマツ |
古都 |
67 |
からまつ |
から松とちがって |
カラマツ |
みずうみ |
6 |
からまつ |
頭の上のから松をぽうっと青く照らして消えた。 |
カラマツ |
みずうみ |
6 |
からまつ |
から松は並木のようにつづいているらしく、 |
カラマツ |
山の音 |
222 |
落葉松 |
左に落葉松のような |
キョウチクトウ |
千羽鶴 |
144 |
夾竹桃 |
大きい夾竹桃があって |
キョウチクトウ |
千羽鶴 |
148 |
夾竹桃 |
文子は白夾竹桃の蔭の石に |
キョウチクトウ |
千羽鶴 |
149 |
夾竹桃 |
咲きあふれた夾竹桃は |
キョウチクトウ |
千羽鶴 |
149 |
夾竹桃 |
うしろの夾竹桃の上から |
キョウチクトウ |
千羽鶴 |
162 |
夾竹桃 |
咲き満ちた白夾竹桃のところで |
キリ |
古都 |
29 |
桐 |
古びた桐だんす |
キリ |
波千鳥 |
242 |
桐 |
桐の葉も黄ばんでいました |
キリ |
眠れる美女 |
9 |
桐 |
桐の火鉢にかけた |
キリ |
雪国 |
52 |
桐 |
駒箇の東京暮らしの名残か、柾目のみごとな桐だった。 |
キリ |
雪国 |
53 |
桐 |
桐の三味線箱だった。 |
キリ |
雪国 |
138 |
桐 |
関の板敷きに片寄せてある。桐の三味線箱の秋の夜更けらしい静まりも、 |
キリ |
温泉宿 |
81 |
定紋の桐 |
黒塗りに定紋の桐を大きく浮かせた、 |
キリ |
禽獣 |
152 |
桐の毒々しく |
一人の小学生は、桐の毒々しく青い家を指して、 |
キリ |
名人 |
18 |
桐の大きい火鉢 |
名人は横に桐の大きい火鉢、 |
キリ |
名人 |
137 |
桐の火鉢 |
大きい小判型の桐の火鉢、 |
キリ |
名人 |
153 |
桐の火鉢 |
桐の火鉢の縁をいらいら叩いた。 |
クス |
古都 |
53 |
楠 |
楠の並木道 |
クス |
古都 |
53 |
楠 |
楠は大木 |
クス |
古都 |
53 |
楠 |
楠の芽ぷきのころも・・・・「あの楠は、どないなっているやろ。」 |
クス |
古都 |
53 |
楠 |
楠の芽ぷきのころも・・・・「あの楠は、どないなっているやろ。」 |
クス |
古都 |
69 |
楠 |
楠の並木道 |
クス |
古都 |
69 |
楠 |
樹齢は五六十年の楠 |
クス |
古都 |
73 |
楠 |
楠の並木を通って |
クス |
古都 |
74 |
楠 |
楠の並木は |
クス |
古都 |
75 |
楠 |
楠の並木を歩かせた |
クス |
古都 |
77 |
楠 |
楠の並木道で |
クス |
古都 |
81 |
楠 |
楠の並木も |
クス |
古都 |
165 |
楠 |
「楠やな。楠が見たいのやろ。」「 |
クス |
古都 |
165 |
楠 |
楠が見たいのやろ |
クス |
古都 |
165 |
楠 |
楠の大木の木かげ |
クス |
古都 |
166 |
楠 |
昼ま、あの楠をみたことあらへんわ。」 |
クス |
古都 |
168 |
楠 |
楠並木を |
クス |
古都 |
168 |
楠 |
石がきの上の楠は、楠だけが |
クス |
古都 |
168 |
楠 |
その楠の前に立って、ながめて、 |
クス |
古都 |
168 |
楠 |
じいっと、ながめていると、大楠の枝の、ふしぎな曲がり方に、のびひろがり、そして、交わった姿には、なにか不気味な力がこもっているようでもある。 |
クス |
古都 |
168 |
楠 |
楠て、お父さんも、 |
クス |
古都 |
169 |
楠 |
楠の幹でも |
クス |
古都 |
169 |
楠 |
父は、楠をふりかえり |
クス |
古都 |
171 |
楠 |
楠のきものか、 |
クスノキ |
禽獣 |
149 |
楠 |
物置の上の楠へ逃がしてしまった。 |
クスノキ |
禽獣 |
149 |
楠の葉 |
楠の葉には朝の霜があった。 |
クリ |
山の音 |
68 |
栗 |
盃の時に栗の実が落ちたのを |
クリ |
山の音 |
68 |
栗 |
栗の実は大きい庭石に |
クリ |
山の音 |
68 |
栗 |
一粒の栗の落ちたのに |
クリ |
山の音 |
68 |
栗 |
栗の実が水際に見つかった |
クリ |
山の音 |
68 |
栗 |
式の時の栗の実とは限らないのだが |
クリ |
山の音 |
68 |
栗 |
その栗の実を信じるだろうか |
クリ |
山の音 |
69 |
栗 |
信吾は栗が落ちたと |
クリ |
雪国 |
113 |
栗の木 |
栗の木の上から子供の声が聞こえた。足もとの草の中にも毬がいくつも落ちていた。 |
クリ |
雪国 |
113 |
栗 |
一握りの栗をいきなり彼の顔に投げつけて、 |
クリ |
雪国 |
113 |
栗 |
実を剥き出した。みんな小粒の栗だった。 |
クリ |
雪国 |
115 |
栗 |
栗をぶつけられても、腹を立てる風がないので、 |
クリ |
名人 |
111 |
栗の葉 |
窓の栗の葉が雨に濡れて来た。 |
ゲイッケイジュ |
抒情歌 |
125 |
月桂樹 |
月桂樹となってしまったのでありました。 |
コノテガシワ |
山の音 |
222 |
児手柏 |
木には、児手柏とか、うつくし松とかいう |
サクラ |
古都 |
10 |
桜 |
桜見に誘った |
サクラ |
古都 |
11 |
桜 |
桜など |
サクラ |
古都 |
12 |
桜 |
紅しだれ桜の花の花 |
サクラ |
古都 |
14 |
桜 |
一本の桜 |
サクラ |
古都 |
14 |
桜 |
その桜をながめて |
サクラ |
古都 |
15 |
桜 |
その桜を |
サクラ |
古都 |
16 |
桜 |
桜がない |
サクラ |
古都 |
16 |
桜 |
桜の花が |
サクラ |
古都 |
16 |
桜 |
桜を写真に |
サクラ |
古都 |
16 |
桜 |
桜の花が |
サクラ |
古都 |
18 |
桜 |
桜や松の影 |
サクラ |
古都 |
19 |
桜 |
好きな桜が |
サクラ |
古都 |
20 |
桜 |
桜の木の下にも |
サクラ |
古都 |
20 |
しだれさくら |
しだれ桜は |
サクラ |
古都 |
20 |
桜 |
その桜のあたり |
サクラ |
古都 |
24 |
桜 |
夜桜の祇園 |
サクラ |
古都 |
65 |
桜 |
御室の桜が |
サクラ |
古都 |
65 |
八重桜 |
八重の桜 |
サクラ |
古都 |
65 |
さくら |
さくらとしては、おそ咲き |
サクラ |
古都 |
65 |
桜 |
桜の林 |
サクラ |
古都 |
65 |
さくら |
さくら畑 |
サクラ |
古都 |
65 |
桜 |
桜林の路 |
サクラ |
古都 |
65 |
桜 |
御室の桜 |
サクラ |
古都 |
66 |
桜 |
桜の林の反対 |
サクラ |
古都 |
66 |
桜 |
山桜 |
サクラ |
古都 |
66 |
桜 |
御室の桜 |
サクラ |
古都 |
78 |
葉さくら |
まばらな葉桜の向こうに |
サクラ |
古都 |
82 |
桜 |
桜のあとで |
サクラ |
古都 |
82 |
桜 |
周山の桜を |
サクラ |
古都 |
82 |
桜 |
桜はもうあかん |
サクラ |
古都 |
93 |
桜 |
桜の花の下 |
サクラ |
古都 |
93 |
桜 |
夜桜の下 |
サクラ |
古都 |
94 |
桜 |
夜桜の円山から |
サクラ |
みずうみ |
64 |
桜 |
動物園の夜桜を見に行ったの |
サクラ |
みずうみ |
64 |
桜 |
夜桜の動物園でも |
サクラ |
みずうみ |
68 |
桜 |
上野公園の夜桜を見るつもりで |
サクラ |
みずうみ |
68 |
桜 |
桜の木もつかれて |
サクラ |
みずうみ |
68 |
桜 |
桜の花びらがいっぱいに |
サクラ |
みずうみ |
69 |
桜 |
その上に桜が咲きつらなっていた |
サクラ |
みずうみ |
80 |
桜 |
上野の夜桜を見に行った |
サクラ |
みずうみ |
85 |
山桜 |
山桜の咲く下にならんで |
サクラ |
みずうみ |
86 |
山桜 |
山桜の梢から |
サクラ |
みずうみ |
88 |
山桜 |
みずうみに山桜の花のうつっているのが |
サクラ |
みずうみ |
129 |
桜 |
上野の夜桜を見せていただいた時 |
サクラ |
山の音 |
9 |
桜 |
左手の桜の幹の蝉である |
サクラ |
山の音 |
9 |
桜 |
左手の桜の高みへ向けて |
サクラ |
山の音 |
10 |
桜 |
桜の木の方を見ていた |
サクラ |
山の音 |
39 |
桜 |
桜の木から蝉が |
サクラ |
山の音 |
40 |
桜 |
桜の大木を見上げていると |
サクラ |
山の音 |
43 |
桜 |
桜の木の下で信吾は |
サクラ |
山の音 |
64 |
桜 |
桜はしおれた葉を少し残していたが |
サクラ |
山の音 |
64 |
桜 |
桜よりも強いところが |
サクラ |
山の音 |
125 |
桜 |
中ごろに桜が満開だった |
サクラ |
山の音 |
125 |
桜 |
寒桜ということで |
サクラ |
山の音 |
125 |
桜 |
泉水にうつる桜に誘われて |
サクラ |
山の音 |
167 |
桜 |
茶の間で桜を見ながら |
サクラ |
山の音 |
169 |
桜 |
庭の桜を見ていた |
サクラ |
山の音 |
172 |
桜 |
咲きあふれた桜を見ていた |
サクラ |
山の音 |
172 |
桜 |
桜の咲くまでに |
サクラ |
山の音 |
173 |
桜 |
桜の太い幹は一本立ち |
サクラ |
山の音 |
173 |
桜 |
桜の花は空に大きく浮いていた |
サクラ |
山の音 |
225 |
桜 |
うちの庭の桜ね |
サクラ |
山の音 |
233 |
桜 |
桜の若木が二三本生えている |
サクラ |
山の音 |
233 |
桜 |
その桜を切ろうとは |
サクラ |
山の音 |
235 |
桜 |
桜は早いよ |
サクラ |
山の音 |
235 |
桜 |
桜の枝がそういうのは |
サクラ |
山の音 |
235 |
桜 |
桜の大木も見たおぼえがない |
サクラ |
山の音 |
236 |
桜 |
お父さんのだいじな桜の芽を |
サクラ |
山の音 |
237 |
桜 |
桜の芽をむしっちゃって |
サクラ |
山の音 |
294 |
桜 |
保子は桜の木を見上げて |
サクラ |
山の音 |
294 |
桜 |
桜の葉が大方落ちてしまってるでしょう |
サクラ |
山の音 |
294 |
桜 |
まだこの桜の木で |
サクラ |
山の音 |
225 |
桜 |
あの桜の枝は |
サクラ |
山の音 |
234 |
桜 |
この桜の枝はみな残して |
ザクロ |
千羽鶴 |
56 |
ざくろ |
大きいざくろの木のあるところで |
ザクロ |
千羽鶴 |
56 |
ざくろ |
暗いざくろの蔭に目をやると |
ザクロ |
千羽鶴 |
57 |
ざくろ |
ざくろの木の手前に |
サザンカ |
眠れる美女 |
52 |
山茶花 |
白い山茶花 |
さつき |
名人 |
137 |
さつきが二輪 |
泉水の縁にさつきが二輪狂い咲いていた。つぼみもあった。 |
サルスベリ |
温泉宿 |
51 |
百日紅の枝 |
お雪が百日紅の枝から、客の水着をおろして、 |
さるすべり |
名人 |
58 |
木の葉 |
磯野上に枝をひろげる百日紅は、まだ花がない。 |
シダレ |
古都 |
14 |
しだれ |
垂れしだれた |
シベ |
片腕 |
148 |
しべ |
一日の花の白い花びらはまだ散らないのに、なぜしべが先きに落ちたのか。 |
シラハギ |
雪国 |
86 |
白萩 |
白萩らしい花が小高い山腹に咲き乱れて銀色に光っているのを、 |
スギ |
伊豆の踊り子 |
8 |
杉 |
雨脚が杉の密林を白く染めながら |
スギ |
古都 |
17 |
杉 |
杉ごけのように |
スギ |
古都 |
17 |
杉 |
杉ごけは |
スギ |
古都 |
80 |
北山杉 |
北山杉 |
スギ |
古都 |
82 |
北山杉 |
北山杉が見たいわ |
スギ |
古都 |
82 |
北山杉 |
北山杉のまっすぐ |
スギ |
古都 |
82 |
杉 |
杉まで |
スギ |
古都 |
82 |
北山杉 |
北山杉が見とう |
スギ |
古都 |
83 |
北山杉 |
北山杉の村まで |
スギ |
古都 |
84 |
杉 |
杉林がながめられる |
スギ |
古都 |
84 |
杉 |
そろってたった杉 |
スギ |
古都 |
84 |
杉 |
杉山からおりて来た |
スギ |
古都 |
85 |
杉 |
杉丸太の皮 |
スギ |
古都 |
86 |
杉 |
ならべた杉丸太 |
スギ |
古都 |
86 |
杉 |
白杉の丸太は |
スギ |
古都 |
88 |
杉 |
杉山に目をやって |
スギ |
古都 |
88 |
杉 |
ええ杉にするために |
スギ |
古都 |
88 |
杉 |
杉の木末から木末へ |
スギ |
古都 |
88 |
杉 |
杉山を見あげた |
スギ |
古都 |
88 |
杉 |
杉だから |
スギ |
古都 |
89 |
杉 |
杉丸太の銘木が育つ |
スギ |
古都 |
89 |
杉 |
杉がまがったり |
スギ |
古都 |
90 |
杉 |
杉の植わっている |
スギ |
古都 |
90 |
杉 |
杉から |
スギ |
古都 |
90 |
杉 |
杉みたいに |
スギ |
古都 |
91 |
北山杉 |
北山杉を見に |
スギ |
古都 |
91 |
北山杉 |
北山杉の村へ |
スギ |
古都 |
91 |
杉 |
杉がみな |
スギ |
古都 |
92 |
北山杉 |
北山杉みたいな |
スギ |
古都 |
93 |
北山杉 |
北山杉の村の |
スギ |
古都 |
97 |
北山杉 |
北山杉の村まで |
スギ |
古都 |
98 |
杉 |
杉山なの |
スギ |
古都 |
112 |
北山杉 |
北山杉の村 |
スギ |
古都 |
112 |
北山杉 |
北山杉の娘 |
スギ |
古都 |
113 |
北山杉 |
北山杉の枝打ち |
スギ |
古都 |
113 |
杉 |
杉山を見あげたく |
スギ |
古都 |
113 |
杉 |
杉の木末で |
スギ |
古都 |
114 |
北山杉 |
北山杉の村から |
スギ |
古都 |
116 |
杉 |
杉林のなか |
スギ |
古都 |
122 |
杉 |
杉から落ちたことも |
スギ |
古都 |
129 |
北山杉 |
北山杉の村は |
スギ |
古都 |
130 |
杉 |
北山丸太にする杉の植林が |
スギ |
古都 |
144 |
杉 |
杉と赤松の山 |
スギ |
古都 |
147 |
北山杉 |
北山杉の丸太屋 |
スギ |
古都 |
151 |
杉 |
杉皮がうず高く |
スギ |
古都 |
151 |
杉 |
杉丸太の荒むき |
スギ |
古都 |
151 |
杉 |
杉山のなかで |
スギ |
古都 |
152 |
杉 |
杉山の匂いが強かった |
スギ |
古都 |
152 |
杉 |
きれいな杉木立が好き |
スギ |
古都 |
152 |
杉 |
杉山のなかへ |
スギ |
古都 |
152 |
杉 |
杉の群れが |
スギ |
古都 |
152 |
杉 |
杉どすもの |
スギ |
古都 |
153 |
杉 |
杉林は |
スギ |
古都 |
153 |
杉 |
杉の木末の葉 |
スギ |
古都 |
154 |
杉 |
杉山の木末 |
スギ |
古都 |
154 |
杉 |
杉の幹まで |
スギ |
古都 |
155 |
杉 |
杉丸太の小むき |
スギ |
古都 |
156 |
杉の葉 |
杉の葉にたまって |
スギ |
古都 |
156 |
杉 |
杉から落ちはったのは |
スギ |
古都 |
160 |
杉 |
杉の木末を見上げて |
スギ |
古都 |
161 |
北山杉 |
北山杉の村へ |
スギ |
古都 |
162 |
北山杉 |
北山杉の村 |
スギ |
古都 |
174 |
杉 |
杉木立 |
スギ |
古都 |
174 |
杉 |
杉どすか |
スギ |
古都 |
174 |
杉 |
こおよう杉 |
スギ |
古都 |
182 |
杉 |
杉の村の娘 |
スギ |
古都 |
184 |
杉 |
杉の村へ |
スギ |
古都 |
185 |
北山杉 |
北山杉の村で |
スギ |
古都 |
185 |
杉 |
杉丸太を |
スギ |
古都 |
185 |
杉 |
杉丸太を浮かせて |
スギ |
古都 |
186 |
杉 |
杉山のなかへ |
スギ |
古都 |
186 |
杉 |
いい杉山持ち |
スギ |
古都 |
187 |
北山杉 |
北山杉をやしなって |
スギ |
古都 |
187 |
杉 |
杉山どすな |
スギ |
古都 |
187 |
杉 |
杉やお言い |
スギ |
古都 |
187 |
杉 |
杉の幹にしても |
スギ |
古都 |
188 |
杉 |
杉山を見まわし |
スギ |
古都 |
189 |
杉 |
杉の村 |
スギ |
古都 |
189 |
杉 |
杉山に働く |
スギ |
古都 |
191 |
杉 |
杉の化粧 |
スギ |
古都 |
191 |
杉 |
杉の幹のすき |
スギ |
古都 |
191 |
杉 |
杉山の娘 |
スギ |
古都 |
213 |
北山杉 |
北山杉の村 |
スギ |
古都 |
213 |
杉 |
杉も見たいし |
スギ |
古都 |
215 |
北山杉 |
北山杉の子が |
スギ |
古都 |
222 |
北山杉 |
北山杉は |
スギ |
古都 |
223 |
杉丸太 |
杉丸太を洗って |
スギ |
古都 |
224 |
杉 |
杉山を見あげ |
スギ |
古都 |
224 |
杉 |
杉丸太をならべた |
スギ |
古都 |
224 |
杉葉 |
杉葉を |
スギ |
古都 |
224 |
杉 |
皮をむき、洗いみがきあげた、杉丸太 |
スギ |
古都 |
224 |
杉 |
杉山も |
スギ |
古都 |
225 |
杉の葉 |
杉の葉が |
スギ |
古都 |
225 |
杉 |
杉山を見上げた |
スギ |
古都 |
227 |
杉 |
山の上の杉も |
スギ |
古都 |
238 |
杉 |
杉の山が |
スギ |
古都 |
238 |
杉 |
杉の山へ |
スギ |
古都 |
239 |
杉の葉 |
杉の葉のうわべ |
スギ |
波千鳥 |
229 |
杉 |
左手の山裾の杉と杉とのあいだには |
スギ |
波千鳥 |
229 |
杉 |
左手の山裾の杉と杉とのあいだには |
スギ |
山の音 |
222 |
杉 |
植込みはひまらや杉だった |
スギ |
山の音 |
222 |
杉 |
みごとなひまらや杉の群を |
スギ |
山の音 |
224 |
杉 |
ひまらや杉の大木がならんで |
スギ |
山の音 |
279 |
杉 |
杉の大木の幹が二三本 |
スギ |
眠れる美女 |
12 |
杉 |
半間の杉の |
スギ |
眠れる美女 |
15 |
杉 |
通じる杉戸をあけた |
スギ |
眠れる美女 |
15 |
杉 |
江口がはいった杉戸も |
スギ |
眠れる美女 |
59 |
杉 |
杉戸に耳を寄せている |
スギ |
眠れる美女 |
59 |
杉戸 |
軽く杉戸を三四度たたいた |
スギ |
眠れる美女 |
63 |
杉 |
いつものように杉戸を |
スギ |
眠れる美女 |
63 |
杉 |
杉戸をそっとあけて |
スギ |
眠れる美女 |
90 |
杉 |
女は杉戸をほとほと |
スギ |
眠れる美女 |
90 |
杉 |
杉戸をきつくたたいて |
スギ |
眠れる美女 |
99 |
杉 |
部屋へ行く杉戸を少し |
スギ |
眠れる美女 |
100 |
杉 |
杉戸をあける江口に |
スギ |
雪国 |
47 |
杉 |
杉の枝から共同湯の屋根に落ちる雪の塊も、 |
スギ |
雪国 |
86 |
杉の梢 |
山裾の川は杉の梢から流れ出るように見えた。 |
スギ |
雪国 |
137 |
杉の樹 |
杉の樹が三本。 |
スギ |
雪国 |
138 |
お杉友達 |
お杉友達墓参り |
スギ |
雪国 |
149 |
杉 |
薄く雪をつけた杉林は、その杉の一つ一つがくっきりと目立って、 |
ソテツ |
波千鳥 |
192 |
蘇鉄 |
向うに蘇鉄が一叢あった |
ソテツ |
波千鳥 |
192 |
蘇鉄 |
蘇鉄はその時分と変らないわ |
タイサンボク |
片腕 |
122 |
たいさんぼく |
花屋てせ泰山木のつぼみを |
タイサンボク |
片腕 |
122 |
たいさんぼく |
その泰山木の白く大きいつぼみ |
タイサンボク |
片腕 |
127 |
たいさんぼく |
泰山木の花の匂いだよ |
タイサンボク |
片腕 |
127 |
たいさんぼく |
泰山木のつぼみを |
タイサンボク |
片腕 |
127 |
たいさんぼく |
ガラスびんの泰山木が |
タイサンボク |
片腕 |
147 |
たいさんぼく |
泰山木の花のしべを |
タチバナ |
古都 |
11 |
たちばな |
たちばな左近 |
タワワ |
古都 |
65 |
たわわ |
たわわに咲き |
チャ |
古都 |
81 |
茶つみ |
茶つみを見に |
ツツジ |
古都 |
72 |
つつじ |
霧島つつじの群れ |
ツツジ |
千羽鶴 |
29 |
つつじ |
山裾につつじのつぼみを |
ツツジ |
波千鳥 |
237 |
つつじ |
黒いのはみなつつじだそうです |
ツツジ |
波千鳥 |
237 |
つつじ |
坊ヶつるにも霧島つつじが多く |
ツツジ |
山の音 |
126 |
つつじ |
あとは白いつつじも咲いていた |
ツバキ |
波千鳥 |
203 |
椿 |
鉢植えの乙女椿が一対 |
ツバキ |
山の音 |
175 |
八重のしぼり |
八重のしぼりの花が五六輪ついていた。 |
ツバキ |
山の音 |
175 |
八重のしぼり |
八重のしぼりなどはだめで、盆栽しては |
ツバキ |
山の音 |
175 |
山椿 |
山椿は幹に力のこもった老木だった。 |
ツバキ |
山の音 |
175 |
椿 |
店の椿でも、二三十は咲きましたな。 |
ツバキ |
山の音 |
176 |
山椿 |
裏の山椿はいくらかよろしいんで |
ツバキ |
山の音 |
177 |
山椿 |
今の山椿だって、三十年や四十年年の丹精じゃないね。 |
ツバキ |
山の音 |
185 |
椿 |
ちょっと黒椿に似た色だね |
ツバキ |
眠れる美女 |
52 |
椿 |
椿寺に咲き満ちる、散り椿の花 |
ツバキ |
眠れる美女 |
52 |
椿 |
椿寺に咲き満ちる、散り椿の花 |
ツバキ |
眠れる美女 |
52 |
椿 |
椿寺の散り椿を見たのは末の娘だけであるし、 |
ツバキ |
眠れる美女 |
52 |
椿 |
この椿の花の幻がもつとも強かった。 |
ツバキ |
眠れる美女 |
53 |
椿 |
椿は花が首からぼとりと落ちて縁起が悪いともされているが、 |
ツバキ |
眠れる美女 |
53 |
つばき寺 |
椿寺のは樹齢が |
ツバキ |
眠れる美女 |
53 |
椿 |
散り椿とも名付けられている |
ツバキ |
眠れる美女 |
53 |
大椿 |
大椿の花のむれはかえって美しいのだという。 |
ツバキ |
眠れる美女 |
53 |
椿 |
日の光りは椿のなかにこもってしまって、 |
ツバキ |
眠れる美女 |
53 |
椿 |
椿のかげの縁には夕映えがただようようだった。 |
ツバキ |
眠れる美女 |
53 |
大椿 |
庭にも一本の大椿のほかには見るべきものがなさそうだ。 |
ツバキ |
眠れる美女 |
53 |
大椿 |
目には大椿がいっぱいでほかのなにも見えなかったし、 |
ツバキ |
眠れる美女 |
53 |
椿 |
椿ぜんたいに気をとられていた |
ツバキ |
眠れる美女 |
53 |
椿 |
西日の光りぱすべて椿のなかに吸い込まれて、 |
ツバキ |
眠れる美女 |
54 |
椿 |
この名木の散り椿に心をひかれているようではなかった。 |
ツバキ |
眠れる美女 |
56 |
椿 |
椿をながめているよりも |
ツバキ |
眠れる美女 |
56 |
椿 |
満開の散り椿を見ている時は |
ツバキ |
眠れる美女 |
56 |
大椿 |
大椿のなかにかすかなうなりがこもっていた。 |
ツバキ |
眠れる美女 |
57 |
椿 |
咲き満ちた散り椿などなのか |
ツバキ |
眠れる美女 |
57 |
椿 |
あの椿のようなゆたかさはない。 |
ツバキ |
眠れる美女 |
57 |
椿 |
椿の花などとくらべられるものではなかった。 |
ツバキ |
眠れる美女 |
88 |
椿 |
椿寺の散り椿をともに見た末娘ほどの勇気もなかったかもしれない。 |
ツバキ |
眠れる美女 |
53 |
大椿 |
大椿のしげった葉と咲き満ちた花との厚い層は、 |
ツバキ |
雪国 |
126 |
椿の間 |
駒ちゃん椿の間かって、笑うんですよ。 |
ツバキ |
温泉宿 |
67 |
椿の林 |
海岸に続いた椿の林が満開、蜜柑の山が色づいて、 |
ツバキ |
温泉宿 |
96 |
椿の林 |
首を縮めて椿の林へ一散に駆け込んだ。 |
ツバキ |
名人 |
122 |
椿 |
大竹七段の部屋の下の椿には、絞りの花が一輪早咲きしていた |
ツバキ |
名人 |
122 |
椿の花 |
名人はその椿の花を立ち止まってながめた。 |
つぼみ |
名人 |
137 |
つぼみもあった |
泉水の縁にさつきが二輪狂い咲いていた。つぼみもあった。 |
ナシ |
雪国 |
137 |
梨の樹 |
梨の樹が三本。 |
ナシ |
抒情歌 |
114 |
桃や柿やありの実 |
桃や柿やありの実も精霊、死んだ亡者も精霊、 |
ナツミカン |
名人 |
118 |
夏蜜柑 |
伊豆では蜜柑山が美しく、海辺の夏蜜柑や橙も黄ばんでいた。 |
ナラ |
温泉宿 |
49 |
楢の葉洩れ |
楢の葉洩れの月が縞馬のように染めていた。 |
ナンテン |
古都 |
224 |
南天 |
南天の幹も |
ニレ |
みずうみ |
9 |
楡 |
外の楡の青葉にあたっていた |
ネムノキ |
名人 |
82 |
合歓が生けて |
十畳の間の床に、合歓が生けてあって、 |
ハギ |
古都 |
88 |
萩 |
いらん萩をなたで |
ハギ |
古都 |
169 |
萩 |
白萩の花が |
ハギ |
古都 |
170 |
萩 |
白萩の花を見とれて |
ハギ |
古都 |
170 |
萩 |
白萩のつらなり |
ハギ |
古都 |
170 |
萩 |
白萩の花のつらなり |
ハギ |
古都 |
171 |
萩 |
萩をよう咲かそ |
ハギ |
古都 |
171 |
萩 |
萩がこけよう |
ハギ |
古都 |
171 |
萩 |
萩がお好きどすか |
ハギ |
古都 |
171 |
萩 |
萩の小紋 |
ハギ |
古都 |
171 |
萩 |
萩は女のゆかた |
ハギ |
古都 |
181 |
萩 |
あの白萩のうちの |
ハギ |
山の音 |
34 |
萩 |
はずれに萩やすすきがひとむら |
ハギ |
雪国 |
89 |
萩の花 |
山に咲いているのは葦なんですね。萩の花かと思った。 |
バラ |
千羽鶴 |
122 |
ばら |
紅ばらが枯れしぼんだような色 |
バラ |
みずうみ |
111 |
薔薇 |
すうっと薔薇の花びらのように |
ヒノキ |
古都 |
21 |
檜 |
檜皮ぶきの屋根 |
ヒノキ |
古都 |
100 |
檜 |
檜扇を開いて |
ヒノキ |
古都 |
108 |
ひのき |
ひのきどす |
ヒマラヤスギ |
古都 |
67 |
ヒマラヤ杉 |
ひまらや杉 |
ヒマラヤスギ |
古都 |
68 |
ヒマラヤ杉 |
ひまらや杉の |
ビワ |
千羽鶴 |
162 |
枇杷 |
枇杷色がかった青に |
ビワ |
山の音 |
146 |
枇杷 |
枇杷の新芽です |
ビワ |
山の音 |
146 |
枇杷 |
枇杷の新芽が大きくなっていて |
ビワ |
山の音 |
224 |
枇杷 |
道端の枇杷の木の前に |
ビワ |
山の音 |
224 |
枇杷 |
みごとな枇杷の木だね |
ビワ |
山の音 |
225 |
枇杷 |
枇杷の木の前から |
ビワ |
山の音 |
235 |
枇杷 |
新宿御苑の枇杷や山桃の下枝のように |
フジ |
眠れる美女 |
52 |
藤 |
藤の花 |
フジ |
抒情歌 |
132 |
藤の花 |
水晶の数珠、藤の花、梅の花に雪が降っています。 |
ホウ |
伊豆の踊り子 |
8 |
朴 |
朴歯の高下駄で天を登って来たのだった |
ボタン |
古都 |
72 |
ぼたん |
ぼたん園と |
ボタン |
千羽鶴 |
41 |
ぼたん |
花瓶の白牡丹がほのかに匂った |
ボタン |
眠れる美女 |
51 |
ぼたん |
二三輪の寒牡丹の花 |
マキ |
温泉宿 |
89 |
槇の古木 |
槇の古木の間から宿の玄関が見えるのだが-- |
マキ |
温泉宿 |
89 |
槇の木 |
彼女はぱたりと竹箒を槇の木に倒して、 |
マタタビ |
雪国 |
77 |
またたび |
またたびの実の漬物やなめこの缶詰など、 |
マツ |
古都 |
16 |
松 |
姿のいい松が多かった |
マツ |
古都 |
16 |
松 |
松のみどりに目をひかれるだろう。 |
マツ |
古都 |
16 |
松 |
松のみどりや池の水が、 |
マツ |
古都 |
17 |
松 |
小松の影がうつっていた。 |
マツ |
古都 |
18 |
松 |
松が群れ立ち、 |
マツ |
古都 |
20 |
松 |
高い松の群れが美しく、 |
マツ |
古都 |
36 |
松 |
岸の松並木 |
マツ |
古都 |
52 |
松 |
御所の松のむれ |
マツ |
古都 |
66 |
松 |
高い松の木の下 |
マツ |
古都 |
66 |
松 |
松のみどりのあいだに、 |
マツ |
古都 |
77 |
松 |
松の並木だった |
マツ |
古都 |
77 |
松 |
松のあいだから |
マツ |
古都 |
130 |
赤松 |
赤松の幹 |
マツ |
古都 |
144 |
赤松 |
杉と赤松の山 |
マツ |
古都 |
146 |
赤松 |
杉と赤松の山 |
マツ |
古都 |
149 |
赤松 |
赤松と杉の山では |
マツ |
古都 |
187 |
赤松 |
赤松と杉で |
マツ |
古都 |
187 |
赤松 |
赤松の幹も |
マツ |
古都 |
194 |
松 |
松のみどりどす。 |
マツ |
古都 |
194 |
松 |
松のみどりの背景で、 |
マツ |
古都 |
194 |
松 |
黒松どすやろ。大好きどす。」 |
マツ |
古都 |
211 |
松 |
松のみどりにひかれたのは、日々の暮らしから、 |
マツ |
古都 |
222 |
松 |
背景の御所の松のみどりや、 |
マツ |
千羽鶴 |
60 |
松 |
常磐なる松の緑も |
マツ |
波千鳥 |
191 |
松 |
海際に松がならんでいた |
マツ |
波千鳥 |
201 |
松 |
海岸の松並木のあいだに |
マツ |
波千鳥 |
231 |
松 |
私は松かげに長いこと休んでいました |
マツ |
波千鳥 |
231 |
松 |
長者原には松のまばらな群れが |
マツ |
波千鳥 |
231 |
松 |
草原のなかの松に誘われたのでした |
マツ |
波千鳥 |
231 |
松 |
また松かげで |
マツ |
波千鳥 |
232 |
松 |
松かげにじっと |
マツ |
波千鳥 |
236 |
松 |
可愛い万年松が生えていました |
マツ |
みずうみ |
73 |
松 |
松が不規則に散らばっていた |
マツ |
みずうみ |
73 |
松 |
松はそう大きくないが |
マツ |
みずうみ |
74 |
小松 |
小松が植えこんである |
マツ |
みずうみ |
74 |
松 |
その松も前には |
マツ |
みずうみ |
74 |
小松 |
小松の群の上に |
マツ |
山の音 |
35 |
松 |
隣家の松の前へ出た |
マツ |
山の音 |
35 |
松 |
松は庭木らしく作ってなくて |
マツ |
山の音 |
93 |
松 |
島の松の色や海の色は |
マツ |
山の音 |
93 |
松 |
信吾は松蔭の草原で |
マツ |
山の音 |
93 |
松 |
女と松のあいだを走った |
マツ |
山の音 |
195 |
松 |
二本の松を発見したのは |
マツ |
山の音 |
195 |
松 |
二本の松だけが高く |
マツ |
山の音 |
195 |
松 |
二本の松は抱き合おうと |
マツ |
山の音 |
217 |
松 |
高くぬきんでた二本の松は |
マツ |
山の音 |
217 |
松 |
一度は松のある場所へ |
マツ |
山の音 |
217 |
松 |
その高い松が |
マツ |
山の音 |
218 |
松 |
二本の松に、信吾は |
マツ |
山の音 |
218 |
松 |
池上の松の場合ほど |
マツ |
山の音 |
218 |
松 |
その池上の松だが |
マツ |
山の音 |
218 |
松 |
信吾この松を見ながら |
マツ |
山の音 |
218 |
松 |
松は松だけではなく |
マツ |
山の音 |
218 |
松 |
松に菊子の堕胎が |
マツ |
山の音 |
218 |
松 |
往復にこの松を見るたび |
マツ |
山の音 |
218 |
松 |
二本の松吹き降りのなかに |
マツ |
山の音 |
218 |
松 |
松はよごれた色のように |
マツ |
眠れる美女 |
13 |
松 |
松ともみじの |
マツ |
眠れる美女 |
13 |
松 |
小暗い空に黒松の |
マツ |
名人 |
17 |
松の色 |
花嫁のきものが海や松の色に浮き出て、 |
マツ |
名人 |
17 |
松がならんで |
庭の芝生のはずれに松がならんで、海を縁取っていた。 |
マツ |
名人 |
122 |
松の葉 |
梅の枝も松の葉も光っていた。 |
マツ |
名人 |
122 |
障子に松の影 |
午後の対局室の障子に松の影がうつった。 |
ミカン |
伊豆の踊り子 |
42 |
蜜柑 |
船の中で蜜柑はよありませんが、 |
ミカン |
波千鳥 |
191 |
蜜柑 |
色づいた夏蜜柑の枝が芝生の端に |
ミカン |
山の音 |
117 |
蜜柑 |
こちらにもお蜜柑を少しちょうだい |
ミカン |
山の音 |
117 |
蜜柑 |
襖をあけて蜜柑を持ってくると |
ミカン |
温泉宿 |
67 |
蜜柑の山 |
海岸に続いた椿の林が満開、蜜柑の山が色づいて、 |
みかん |
禽獣 |
153 |
蜜柑 |
しなびた蜜柑のようになった犬屋が、 |
ミカン |
名人 |
118 |
蜜柑山 |
伊豆では蜜柑山が美しく、海辺の夏蜜柑や橙も黄ばんでいた。 |
モクセイ |
古都 |
189 |
もくせい |
金もくせい |
モクセイ |
古都 |
189 |
もくせい |
もくせいの花の匂い |
モミジ |
古都 |
5 |
もみじ |
もみじの古木 |
モミジ |
古都 |
5 |
もみじ |
そのもみじは |
モミジ |
古都 |
5 |
もみじ |
もみじの幹 |
モミジ |
古都 |
6 |
もみじ |
もみじのみごとさ |
モミジ |
古都 |
6 |
もみじ |
もみじもやや赤く |
モミジ |
古都 |
6 |
もみじ |
もみじの幹の |
モミジ |
古都 |
7 |
もみじ |
もみじの幹の |
モミジ |
古都 |
8 |
もみじ |
もみじの古木の根かた |
モミジ |
古都 |
8 |
もみじ |
もみじの古木 |
モミジ |
古都 |
81 |
もみじ |
もみじ若葉 |
モミジ |
古都 |
81 |
もみじ |
もみじの若葉 |
モミジ |
古都 |
82 |
もみじ |
もみじの青葉も |
モミジ |
古都 |
94 |
もみじ |
もみじの大木の |
モミジ |
古都 |
126 |
もみじ |
もみじの大木 |
モミジ |
古都 |
144 |
もみじ |
もみじだった |
モミジ |
古都 |
200 |
もみじ |
もみじの大木の苔 |
モミジ |
古都 |
202 |
もみじ |
もみじの幹の |
モミジ |
古都 |
218 |
もみじ |
もみじの葉は |
モミジ |
千羽鶴 |
127 |
モミジ |
もみじが青かった。もみじの葉の濃くかさなった影が、文子の髪に落ちていた。 |
モミジ |
千羽鶴 |
127 |
モミジ |
もみじが青かった。もみじの葉の濃くかさなった影が、文子の髪に落ちていた。 |
モミジ |
山の音 |
54 |
もみじ |
大きいもみじの盆栽でした |
モミジ |
山の音 |
54 |
もみじ |
みごとな盆栽のもみじのくれないが |
モミジ |
山の音 |
55 |
もみじ |
頭いっぱいに紅葉するもみじは |
モミジ |
山の音 |
56 |
もみじ |
盆栽のもみじはまだ信吾の |
モミジ |
山の音 |
56 |
もみじ |
もみじのくれないのある |
モミジ |
山の音 |
86 |
もみじ |
庭にもみじの大木のある |
モミジ |
山の音 |
177 |
もみじ |
くれないだったもみじの盆栽は |
モミジ |
山の音 |
306 |
もみじ |
大きいもみじの枝をかついで |
モミジ |
山の音 |
306 |
もみじ |
もみじのくれないの色は |
モミジ |
山の音 |
306 |
もみじ |
越後の奥のもみじと知れた |
モミジ |
山の音 |
306 |
もみじ |
信州のもみじも |
モミジ |
山の音 |
306 |
もみじ |
大きい盆栽のもみじの紅葉を思い出した |
モミジ |
山の音 |
306 |
もみじ |
座席の上に出ているもみじを |
モミジ |
山の音 |
313 |
もみじ |
もみじの客が大船でおりた |
モミジ |
山の音 |
313 |
もみじ |
もみじの枝がフォウムを行くのを |
モミジ |
山の音 |
313 |
もみじ |
信州へもみじ見に帰らないか |
モミジ |
山の音 |
313 |
もみじ |
僕はもみじなんか興味はないが |
モミジ |
山の音 |
323 |
もみじ |
田舎へもみじ見に行こうと |
モミジ |
山の音 |
323 |
もみじ |
もみじですか |
モミジ |
眠れる美女 |
13 |
もみじ |
松ともみじの |
モミジ |
眠れる美女 |
37 |
もみじ |
ここらは暖かいから、もみじの葉がきれいに赤くならならないで縮かんでしまうんだね。 |
モミジ |
眠れる美女 |
79 |
もみじの落葉 |
まわりにももみじの落葉などが |
モミジ |
眠れる美女 |
89 |
もみじ |
もみじの枝さきは、ないような風にゆれ動いている。 |
モミジ |
眠れる美女 |
89 |
もみじの木 |
もみじの木ばかりのところを見ると、 |
モミジ |
眠れる美女 |
89 |
もみじ葉 |
幻のもみじ葉は黄ばんだり、赤くなったりしていて、蝶のむれの白をあざやかにしている。 |
モミジ |
眠れる美女 |
89 |
もみじ葉 |
この家のもみじ葉はすでに落ちつくして-- |
モミジ |
眠れる美女 |
89 |
もみじ |
もみじの枝さきは、繊細なのに大きい葉をつけているから風にさとい。 |
モモ |
千羽鶴 |
10 |
桃 |
縁近くに桃の花が咲いていた |
モモ |
千羽鶴 |
15 |
桃 |
桃色のちりめんに |
モモ |
千羽鶴 |
53 |
桃 |
桃色のちりめんに |
モモ |
波千鳥 |
200 |
桃 |
桃色の日本紙につつまれていた |
モモ |
波千鳥 |
205 |
桃 |
海に桃色の火が出るの |
モモ |
波千鳥 |
205 |
桃 |
桃色に光ったでしょう |
モモ |
波千鳥 |
206 |
桃 |
燈台の点滅と桃色の閃光とはちがった |
モモ |
波千鳥 |
206 |
桃 |
桃色の閃光は間隔が長く |
モモ |
波千鳥 |
206 |
桃 |
遠い桃色の火の後のとどろきは |
モモ |
波千鳥 |
254 |
桃 |
薄桃色がほのかにひろがったような |
モモ |
波千鳥 |
262 |
桃 |
ほのかに薄桃色がひろがったような |
モモ |
波千鳥 |
262 |
桃 |
空の桃色は日の落ちた方へ |
モモ |
みずうみ |
68 |
桃 |
それでも電灯の光で花の色は濃く、桃色に見えた |
モモ |
みずうみ |
84 |
桃 |
夕空が桃色のもやにつつまれて来た。 |
モモ |
みずうみ |
91 |
桃 |
目に桃色の夕ばえがかすんだ |
モモ |
みずうみ |
91 |
桃 |
桃色の空が銀平の |
モモ |
みずうみ |
91 |
桃 |
空がなんとなく桃色のことはあった |
モモ |
みずうみ |
91 |
桃 |
空が少し桃色じゃないの |
モモ |
みずうみ |
91 |
桃 |
桃色がかっていないかね |
モモ |
みずうみ |
92 |
桃 |
薄桃色の世界と |
モモ |
みずうみ |
92 |
桃 |
見るものは桃色くなる |
モモ |
みずうみ |
92 |
桃 |
思いがけなく桃色をふくんでいるのだと |
モモ |
みずうみ |
92 |
桃 |
世界は温い桃色で客の |
モモ |
みずうみ |
92 |
桃 |
薄桃色なのかもしれない |
モモ |
みずうみ |
92 |
桃 |
桃色の世界の方を |
モモ |
みずうみ |
93 |
桃 |
空を桃色く見たところ |
モモ |
山の音 |
125 |
ひ桃【緋桃 |
紅梅を信吾は緋桃の花と見ちがえた。 |
モモ |
眠れる美女 |
26 |
桃 |
小さい桃色である |
モモ |
眠れる美女 |
41 |
桃 |
爪を桃色に染めていた |
モモ |
眠れる美女 |
89 |
桃 |
広い胸の桃色の |
モモ |
片腕 |
137 |
桃 |
桃色か紫色に |
モモ |
抒情歌 |
114 |
桃や柿やありの実 |
桃や柿やありの実も精霊、死んだ亡者も精霊、 |
ヤツデ |
山の音 |
172 |
やつで |
八つ手がしげっている |
ヤツデ |
山の音 |
172 |
やつで |
信吾は八つ手がきらいで |
ヤツデ |
山の音 |
172 |
やつで |
八つ手をきれいに切り払うつもり |
ヤツデ |
山の音 |
173 |
やつで |
信吾は八つ手の葉の厚い青が |
ヤツデ |
山の音 |
173 |
やつで |
この八つ手の群さえなければ |
ヤツデ |
山の音 |
173 |
やつで |
しかし八つ手があっても |
ヤツデ |
山の音 |
225 |
やつで |
根もとの八つ手を取ってやろう |
ヤツデ |
山の音 |
232 |
やつで |
お父さんが八つ手を切って |
ヤツデ |
山の音 |
233 |
やつで |
切り倒した八つ手の上に |
ヤツデ |
山の音 |
233 |
やつで |
残りの八つ手を四五本 |
ヤツデ |
山の音 |
234 |
やつで |
八つ手が邪魔だから |
ヤツデ |
山の音 |
235 |
やつで |
切り倒した八つ手は |
ヤツデ |
山の音 |
235 |
やつで |
修一が八つ手を掻き寄せて |
ヤツデ |
山の音 |
237 |
やつで |
里子も八つ手を引っぱって |
ヤツデ |
山の音 |
259 |
やつで |
貝殻や八つ手の青い葉などを |
ヤツデ |
名人 |
35 |
八つ手 |
床の間に八つ手とダリアとか活けてある。 |
ヤツデ |
名人 |
122 |
八つ手やつわぶき |
八つ手やつわぶきの花が咲いていた。 |
ヤナギ |
古都 |
19 |
柳 |
枝はしだれ柳のように垂れて、そしてひろがつている。 |
ヤナギ |
古都 |
52 |
柳 |
堀川のしだれ柳の並木 |
ヤナギ |
古都 |
52 |
柳 |
高瀬川の岸のしだれ柳の並木 |
ヤナギ |
古都 |
52 |
しだれ柳 |
ほんとうにしだれ柳である。みどりの枝が、地につきそうに垂れて、いかにもやさしい。 |
ヤナギ |
伊豆の踊り子 |
25 |
柳 |
柳行李 |
ユリノキ |
山の音 |
227 |
ゆりのき |
それは百合の木だった |
ユリノキ |
山の音 |
227 |
ゆりのき |
チュウリップ・ツリイともいうと |
リンゴ |
温泉宿 |
64 |
林檎 |
畑が林檎のように紅く、 |