- クルミ 2箇所
- ヒノキ 1箇所
- ハンノキ 1箇所
- イチイ 1箇所
宮沢賢治の小説 「イギリス海岸」に出てくる樹木や木製品
この小説の初出は1923年、文庫本におけるページ数は16ページ
ページ |
元樹種頭 |
掲載樹種頭 |
掲載言葉 |
333 |
板 |
板 |
一枚の板のやうになって |
333 |
木 |
木の枝 |
木の枝や茎のかけらの |
334 |
木 |
木 |
そこに草や木が茂り |
334 |
クルミ |
胡桃 |
ことにも胡桃の木が葉をひらひらさせ |
335 |
木 |
木 |
大きな木の根株が |
335 |
木 |
木の実 |
それからはんの木の実も見附かりました |
335 |
ハンノキ |
はんのき |
それからはんの木の実も見附かりました |
335 |
根 |
根 |
その根を泥岩の中に張り |
335 |
木 |
木 |
木は圧し潰され |
335 |
ヒノキ |
ひのき |
ひのきやいちゐがまっ黒にしげり |
335 |
イチイ |
いちい |
ひのきやいちゐがまっ黒にしげり |
335 |
枝 |
枝 |
そのみきと枝を軽石の火山礫層に |
336 |
製板所 |
製板所 |
そこから製板所の構内に入りました |
336 |
製板所 |
製板所 |
製板所の構内だといふことは |
336 |
鋸 |
鋸 |
新らしい鋸屑が敷かれ |
336 |
鋸 |
鋸 |
鋸屑には日が照って |
336 |
板 |
板 |
製板の小屋の中は |
336 |
鋸 |
鋸 |
白く光る丸鋸が四五梃 |
336 |
筏 |
筏 |
旗の下には筏もちゃうど |
337 |
板 |
板 |
ひるやすみの製板の人たちなどが |
337 |
木 |
木 |
崖になって木もゆれ |
339 |
腕木 |
腕木 |
一本の腕木でつらねられてありました |
342 |
クルミ |
くるみ |
完全なくるみの実も二つ見附けたのです |
343 |
筏 |
筏 |
下流の筏のところなのですが |