静電気が発生しない
冬になるとよく起こるのが静電気です。車のドアやエレベーターのボタン、玄関のドアノブといった、物や人に触れるとバチッと音がして、痛みを感じます。数ミリの火花が飛ぶこともあります。一般にモノとモノが接触するときに発生すると言われていますが、木材の場合はほとんど発生しません。まして火花などが出ることはないと思われます。ただ、木材の表面に塗装などをすると、この性質はなくなります。静電気の仕組みについては割愛しますが、金属類は静電気をよく通します。木材は帯電はしますが、その速度はゆっくりです。この電気が流れる速度が遅いと、バチッとしたショックや痛みを感じることはありません。
静電気が発生しないことの一般的なメリットは何といっても痛さが発生するかもしれないというストレスがなくなることです。また掃除が楽になになります。
工場などで火気厳禁のような場所や静電気が発生しては困る場所は木材を利用した備品をを使うようにしているところもあります。
静電気が発生しない車止めとして開発した商品