この小説は例外的に草本も掲載しました。
元樹種 | 掲載樹種 | ページ | 掲載言葉 |
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サクラ | 桜の祭礼 | 0 | 湊町の桜の祭礼に父が私ひとりを帰らせたのも、 |
垣 | 垣 | 0 | 垣は人目を遮っていると同時に暴風の役目でもあった。 |
柴垣 | 柴垣 | 0 | 周囲を高い柴垣で囲ってある。 |
松林 | 松林 | 0 | 宿は松林の中にあった。 |
サクラ | 桜 | 0 | 春の桜どきにお祭りがある。 |
森 | 森 | 268 | 森もあれば、段々畠もあった。 |
林 | 林 | 269 | 山の段々畠と林とがよく見える。 |
松林 | 松林 | 269 | 私がいま佇んでいるほうの汀(なぎさ)は松林であった。 |
林 | 林 | 272 | 林の中に小さな屋根と鳥居がのぞいてた。 |
木 | 木 | 272 | 狭い石段の両側からせまっている木や藪の様子も |
マツ | 三本松 | 273 | 母には無断でその三本松の近くまで歩いて行った。 |
マツ | 松 | 273 | あすこに松が三本立ってますわね。 |
マツ | 松 | 273 | 松も大きくなっていると、四十年くらいではあんまり見た眼には |
マツ | 古い松 | 273 | 「道理で古い松だと思いましたわ」 |
マツ | 三本松 | 273 | たしか母が三本松といっていたように思う」 |
根 | 根もと | 274 | 三本の松は根もとから分かれたように |
枝 | 枝 | 274 | 枝が道のほうにさし出ていたが、 |
マツ | 松 | 274 | 三本の松は根もとから分かれたように |
森閑 | 森閑 | 279 | 妙に森閑とした静かな中の出来事だった。 |
サクラ | 桜 | 280 | 田野浦から一里ばかり離れた湊町には桜の名所があった。 |